よるの読書日記
DiaryINDEX|past|will
『少女まんが文庫カタログ懐かし編』<山本文子+ぱふ編集部 編/雑草社> 子供の頃読んでいたまんがって、なんだか特別だ。 ある程度大人になっても、続きが気になって試験前なのに 古本屋さんを何軒も駆け巡ったり(『僕の地球を守って』とか) コミックス未収録分が何年もなかなか単行本化されなくて 本を買うのを夢にまで見ちゃったり(『アーシアン』とか) いろいろやらかしてはいるが。 あの暴力的なまでな夢中になり方は、もうしないんだろうなー。 作品の続きが気になって友達と今後の展開について熱く語り合い、 全プレやふろくを大事にしてたあの頃。うーわー。
シュガーダーリンとは、編者がよく使う「すごくめろめろに されてしまうほど愛してしまうキャラのこと」だそうです。 21〜44歳の女性にとったアンケートで、ぶっちぎりに ナンバーワンだったヒーローは真壁くん(by『ときめきトゥナイト』) だそうな。そっかー。
あんまり懐かしくて久々に発掘して読んじゃったよ……。 五年ぶりってことはないと思うが、二、三年ぶり位に。 うーーわーー、なっつかすぃーー!真壁くん。かっこいい……。 いろんな好みを再発見してしまった。元ネタここか!みたいな。 「真壁くん大好きだけどカルロ様も捨てがたい」 とか思ってたあの頃……阿呆や。
少女漫画の恐ろしい所は、卒業してもきっかけがあるとすぐ 復活しちゃうこと。 真面目な文学少女だった私は、「小学校でまんがは卒業☆」 とか思ってたし、実際中学校時代はほとんど読んでなかったと思う。 高校で見事に覆され現在に到り、でも学生時代読んでた作品も 大部分が完結して最近半リタイヤ気味。 しかしこの本読んじゃったら、今まで敬遠してた大作もの (『エロイカ』とか『王家の紋章』とか……)を手にとって みたくなっちゃった。怖いよー。
|