よるの読書日記
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| 2006年10月12日(木) |
イングリッシュガーデンへようこそ |
恩田さんの『象と耳鳴り』に出てきたので読んでみた。 『秘密の花園』<バーネット/福音館文庫> 今までタイトルで食わず嫌いしてました。 なーんかいかにもメロウで乙女チックだったので。 子供のときにこれを読まなかった自分、バカバカバカ。
いやーやっぱりねー、名作として語り継がれる本には それなりのパワーがあるのねぇ。 インド生まれで親の愛を知らずに育ったひねくれ者で わがままな女の子(今で言ったら完全にネグレクトですな)が どんどん活発でかわいくなっていくさまが生き生きと 描かれていて、読んでいてうきうきしてしまった。 あと、秘密の花園の美しいこと!極彩色が目に浮かぶ。
本当に、子供の頃読んでいればなぁ、な一冊。
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