よるの読書日記
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『クロスフィア』下<宮部みゆき/光文社> 超能力というと、闇の結社がつきもの(笑)。 何でそう裏から手を回そうとするかな? 孤高のヒロインは確かに彼女なりの正義で戦おうとして いたのでしょうが、彼女もまたその力を持て余して、 加害者となっていたことなども明らかになります。 だんだん展開が苛烈になってきて、あちゃーこれは 平穏には終わらないのかな?と思ったり。
勘のいい人、とかキング風に言うと輝きのある人、 というのはやっぱりいるのだろうし、 それで得をしている人もいるかもしれない。 歴史モノなんかでは普通にシャーマンって 尊敬されてる存在だったりするのに、 現代小説や映画では不幸な人がわりと多いですな。 「シックス・センス」の僕なんか典型?
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