よるの読書日記
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2003年10月25日(土) 開封

『秘宝耳』<ナンシー関/朝日新聞社>
この人が生きていたら今のテレビ界をどう切るかなぁ。
くりぃむしちゅーの躍進。トリビアにおけるタモリの存在感。
草なぎが20%視聴率取るとニュースで木村が25%取っても
ニュースにならない不思議。
……あれ、何か他に思い浮かばないや。内容微妙に古いし。
最近テレビ見るとき一番最初にチェックするのは
WOWOWで今何やってるかだもんなぁ。
この本の内容が収録されていた時私は学生で妹と住んでて
テレビが自分の部屋にあったので、かなり共感性を持って
読めたのでした。思えばあの頃が人生で一番テレビの視聴時間が
長かったのではなかろうか。
私自身はテレビにそれほど執着はないのだけど、当時間取りとか
配線の関係で自分の部屋しか置く場所がなかったのです。
一方妹は母同様テレビがないと落ち着かないタイプで、見てなくても
音がないと寂しいとか言う。台所も私の部屋の横だったので
必然的に私の部屋は居間兼となり寝るまで妹が居座って
テレビを見続け、妹の目前で着替えたりすると姉妹だろうと
もっと慎み持って行動しろと怒られる、おめーが夜遅くまで
人の部屋にいるのが悪いんだよ。
……ということで、当時私たちの兄弟仲は最悪でした。
部屋を交換するのが一番良かったのでしょうがそれは自分の部屋を
気に入っている妹に拒否された。ますます理不尽。
ここ数年は年に数回しか会わないのでお互い楽になりました(笑)。
できればあっちでいい人見つけて幸せになってくれ(爆)。

えーっと何だっけ、そういう訳で「ビストロ勝者の香取に
目を閉じてくちづけを求める森光子」を見る困惑とか、
サッチーミッチー戦争とか、懐かしくもリアルで面白かったです。
何だか学生時代が甦ってきちゃうわ。タイムカプセルみたい。


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