よるの読書日記
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2003年09月08日(月) ありふれた不幸

『初夜』<林真理子/文藝春秋>
この女は私だ。この女も、この女も私だ。
何となくそんな気になりながら読んだ短編集です。
どこにでもある話、どこにでもいる女達。
でも一つしかない話。一人しかいない女。
私もこうやって老いていくのか、と空恐ろしくなる。


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