よるの読書日記
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2003年09月07日(日) 大河マンガ

『輝夜姫』22巻<清水玲子/白泉社>
碧、今まで子供とか小心者とか心狭いぞお前とかちびとか
思っててごめんねー。まだ君16歳なんだよねー。
あんた偉いよ。なかなか人としてできることじゃないです。
過去の過ちからきちんと学習している。このへんが長編マンガの
醍醐味ね。アッパレ。
それに引き換え柏木さん。(怖いからさんづけ。)
この人は、ほんまに人でなしです。どこからここまで
修復不可能までに性格歪んじゃったのか知りませんが、
この男とこれを選んだ女の間に生まれ育ったまゆが、
性格悪く育っても仕方ないと思うぞ。

しっかし暗く重く果てしない物語の中、ミラーとサットンの
ボケとツッコミ(やや激しすぎ)は一服の清涼剤……と
言うほど爽やかではないもののちょっと楽しめます。
意外といいコンビだと思うな。


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