『たのもしき日本語』<吉田戦車・川崎ぶら/角川文庫>二人の対談形式となっているこの本、日本語のたのもしさについて語り合うのですが、が。「行こう。」「行こう。」「○○は△△だなあ。」「……は××だと思うのさ。」何だかこの二人の語り口、誰かに似てないか。そう、あの陰陽師と親友に。言葉には言霊が宿ると言うし、そう思うとますますそれっぽいぞ。でも外来語のたのもしさまで言及しちゃうところがちょっとご愛嬌。