よるの読書日記
DiaryINDEX|past|will
| 2003年05月02日(金) |
それぞれに不器用な人たち |
『きみはペット』3<小川彌生/講談社> ちょっとした疑問ですがスミレちゃんのお祖父様、 よく学歴も身長も給料も低い男(吉田君。水虫持ちのくせに 浮気相手を孕ませて出て行った。)との同棲を黙ってましたねー。 もしかして内緒にしていたんでしょうか。 その点蓮實先輩は子種検査さえオッケーなら即座にゴーサインが 出るでしょうね。間違いなく。 ところで親友ゆりちゃんの切磋琢磨もせずに自分は男運がないとか 思うなという台詞は素晴らしいですなー。心に響くよ。
さて今回は喧嘩の果てにモモも出て行っちゃうという展開に。 ペットも人だとけんかになるのね。当たり前か。まー現実に こんな忍耐強い二十歳の男の子はいないんじゃないでしょうか。 美女と暮らしてれば、相手が本当にはとこ(彼氏にはそういうことに) でもふらふらするだろうな。もっともはとこって六親等ギリギリだし、 ほぼ他人と変わんないよね。うちなんか多産な家系なもんで 何十人(百超えてる)かもいるかも知らないぞ。 なーんだ、はとこかーと安心してる彼氏、君もおかしい。
|