『マークスの山』下<高村薫/講談社文庫>帯に「泣ける!」みたいなことを書かれると、何かますますいたたまれなくなる自分がおります。泣けないとダメ?みたいな。私は今、この本を丸くなぞって表面だけを読んじゃったのかも。それでも十分面白かったですが。太平洋側の人は冬にスニーカー洗うんだな、乾くんだ、乾燥してるんだなーとか。……ちょっと自己嫌悪。