よるの読書日記
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2002年05月13日(月) 素人探偵の限界は


『仁木兄妹の探偵簿1 妹の巻』<仁木悦子/出版芸術社>
やはりミステリ好きな方は宮部みゆき氏を仁木悦子氏の
後継者として見ちゃうようですね。
やっぱり子供の書き方がね、うん。
ところでこのシリーズにはもう一冊長編版があるらしいです。
嬉しいなぁ。
しかし仁木兄妹(妹の方は改姓してるけど)の事件簿とは言え
結婚後はほとんど単独行動……当たり前ですが。
しかしその分事件遭遇回数は二人分合わせると増えている、かもだ。
もっとも仁木さんって割と寡作の方だと思うし、
旦那新聞社に勤めてたり悦子さんがやたら交友関係広いので
まぁたまーに事件に遭ってもしょうがないかもしれませんが。

ところで最近テレビの2時間ものとかではOLだのスッチーだの
芸者だとかお局様とか様々な素人探偵さんが目白押しのようですが、
何で皆そんなに事件に首を突っ込みたがるのだ(笑)。
大体必ず2〜3人組らしいが何で一人くらい
「ねえ、警察に任せようよ。」
と言わないのだ?と不思議でならない私。
さらに好評だと続いて事件に遭うところがまた不思議。


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