よるの読書日記
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| 2001年12月27日(木) |
たくさん愛して、ながーく愛して |
『炎の蜃気楼 邂逅編3 外道丸様 下』 もどかしい! 自覚ないのはわかりますがそれにしたって景虎さんたら男転ばし。 いや、むしろ自覚ないところが天性の素質(?)なのかなぁ。 彼の場合その魅力が母性本能をくすぐるのか、 逆に女性からは(と言っても出てきたの死んだ奥さんと 藤さんだけだけど)あんまりやらしい目で見られてないような。ナゼ? やんもう当時衆道なんざ珍しくもないんだから 一辺試してみりゃ良かったのに。 子供ができるわけじゃあるまいし欲求不満も解消できるし。 とっととそうなっちゃえばこーんな長編には、ってやはり言わないお約束? まーでも400年後での具体的な行為の描写より、妙に官能的だったけれど。 お互い両思いなのに気付かない生徒達を見る中学教師の気分。 ただし、男子校のな。 安田長秀も最後に遅ればせながら登場。 まだほとんど出番がないけど、なんか今より冷徹な感じ。 で、いつ終わるんですかね、これ。この調子で四百年続くのか?
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