よるの読書日記
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| 2001年12月09日(日) |
ビューティフル ネーム |
『世界人名物語』<梅田修/講談社現代新書> 英国皇太子はチャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージが本名ですって。 伝記作家にけんか売ってるとしか思えないピカソほどじゃないけど、長い。 蛇足ですが彼のママも家庭より君主であるタイプとか言う噂。 だからカミラさんだったのだろうか。 ぴちぴちの妻より甘えられる年上愛人?(邪推) ともかくエリザベス、エリザベートはハンガリーの聖女エルージェベトから 広まった名前だそうです。例の美貌の皇后がハンガリーびいきだったのも 案外こんな所から親近感持ったのカモ。 彼女の末娘もですがカトリックの信仰厚いハプスブルクはマリアだらけです。
マリア・テレジアの娘達はマリアンネも含めれば全員マリア。 マリー・アントワネットはオーストリアではマリア・アントニアなのだね。 お父さんが気まぐれ起こしてマリア、と呼ぼうものなら お母さんも含め女全員が振り返るという愉快な家庭です(笑)。素敵な一家団欒。 ちなみに夭折した皇女の名前を後に生まれた子に付けているのは、 亡き姉の分まで健やかに、という祈りを込めた親心なのか、 単に新しい名前を考えるのが面倒だったのか。後者じゃないといいなぁ。
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