よるの読書日記
DiaryINDEX|past|will
本と言うのは一冊読み始めるとお仲間を呼ぶようです。 数日間の読書意欲の減退は何だったんだ…スランプ? S&Mシリーズ最終刊、広告ページ入れて880頁の 『有限と微小のパン』<森博嗣/講談社文庫>¥1143。 作者も認めるこの分厚さ。どうして上下巻にしないのだ講談社。
『すべてがFになる』の天才、間賀田四季再臨。 ちなみにその時の副題が“PERFECT INCIDER”、 今回が“PERFECT OUTCIDER”。 正直真のヒロインは萌絵ではなく四季博士で、 S&Mは創平&萌絵ではなく犀川&間賀田だったのでは、 と今は感じています。 なーんか間賀田四季、と言う完璧な天才に対する 作者の愛情を感じるんだよねー。私だけ? 愛情と申しますか、賛美。崇敬のような。
なんだかんだ言っててめえ萌絵嬢が好みじゃないだけだろーと言う 御指摘には、ごもっともと開き直っておこう(笑)。
そう言えばこの本を最初に読んだ時にはコンピュータに ついての説明もちんぷんかんぷんでした。 当時はせいぜいワープロ機能位しか使えてなかったと思う。 それが今や生活の必需品。時の流れを感じる、うう。
|