よるの読書日記
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2001年11月20日(火) リバウンド

本と言うのは一冊読み始めるとお仲間を呼ぶようです。
数日間の読書意欲の減退は何だったんだ…スランプ?
S&Mシリーズ最終刊、広告ページ入れて880頁の
『有限と微小のパン』<森博嗣/講談社文庫>¥1143。
作者も認めるこの分厚さ。どうして上下巻にしないのだ講談社。

『すべてがFになる』の天才、間賀田四季再臨。
ちなみにその時の副題が“PERFECT INCIDER”、
今回が“PERFECT OUTCIDER”。
正直真のヒロインは萌絵ではなく四季博士で、
S&Mは創平&萌絵ではなく犀川&間賀田だったのでは、
と今は感じています。
なーんか間賀田四季、と言う完璧な天才に対する
作者の愛情を感じるんだよねー。私だけ?
愛情と申しますか、賛美。崇敬のような。

なんだかんだ言って
てめえ萌絵嬢が好みじゃないだけだろーと言う
御指摘には、ごもっともと開き直っておこう(笑)。

そう言えばこの本を最初に読んだ時にはコンピュータに
ついての説明もちんぷんかんぷんでした。
当時はせいぜいワープロ機能位しか使えてなかったと思う。
それが今や生活の必需品。時の流れを感じる、うう。


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