よるの読書日記
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2001年10月23日(火) 知られざる紫の薔薇園

長期連載になればなるほど基本設定がしんどくなってきている
『花ざかりの君たちへ』<中条比沙也/白泉社>、とうとう16巻…。
普通の女の子は憧れの人がいるからって理由だけで
全寮制の男子校には入りません。しかもアメリカから。

大体声変わりもしてないし体育だとか日々の生活
よくまともにこなせてるよなー。
文句あるなら読むなよ?
だってこんなに長くなると思わなかったんだもーん。
しかしここまで来たら意地でも最後まで読んでやる。
是非早くばれてきっちり結論つけて欲しい。頼むから
このまま呑気な学園生活が続くエンディングにしないでよ。
大体学歴はどーすんのよ、女の子なのに男子高卒ですか?
アメリカに帰っちゃえばなんとかごまかせるかしら。
必殺技で永久就職って手もあるが…。

『クレパラ』も男装ですがあれはほら、一応まだ中学生だし。
元々必要性から親が男として育ててる設定だから。

『花君』はだんだん話も込み入ってきて、とうとうヒロインを
巡る三角関係に…。一人は真実を知っていて黙っていて、
もう一人は知らないままでお互いライバルだと認め合ったのが前巻。
そこ男子校なんだって、そんな爽やかに進行するなよ!
刑務所じゃないんだからさー、他に目を向けようよ。
気がつけばあっちでもこっちでも恋の徒花が…コラコラコラ。

長引けば長引くほど見てていらいらする激ニブ同士のカップル。
同室で感じあうものはないのかキミ達。
ちょっと勇気出せばラブラブ同棲状態なのだよ。
はっきり言って瑞稀、君佐野(見上げた自制心だ)に
強引に剥かれちゃっても文句言えない立場なんだよ、
そこの所わかってるのかい?


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