よるの読書日記
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2001年10月17日(水) 世界はあなたのために

「亜州黄龍伝奇」2〜7<狩野あざみ/徳間文庫>。
各タイトルは「爆風摩天楼」「西蔵大脱走」<上下>・「隋唐陽炎賦」・
「乾坤大戦記」<上下>。
昨日寝る前に3巻まで読みまして、残り4冊は今日。
目の酷使ですね…。でも止まらなかったんだっ。
原因はビンセント、お前だ。

「黄龍たるあなたに優先することなど、
私には存在しません。
(6巻より)」

だぜ、く〜〜〜。これ以上の殺し文句があるか?
愛されちゃって愛されちゃって、私は秋生に代わりたいぞ!
この人間配置、始まったばっかりの頃の
「炎の蜃気楼」<桑原水菜/集英社コバルト文庫>を彷彿とさせますな。
忠誠心のカタマリ男・気も力も強い女・享楽的な男・長老(あんまり出番なし)。
ただあっちは四百年ですがこっちは五千年。
それにあっちはただのリーダー、こっちは造物主ですから、
ムラムラと怪しいことにはなりません(笑)。
なるもんならとっくになってるだろう。
でもあのセシリアの態度は…やっぱり嫉妬なのかな?
前々生あたりで何かあったとか。

青龍が忠義心独り占めしてるからか、朱雀は態度でかいし
白虎も主君つかまえて坊や呼ばわり。面白い主従です。
面白いヘンリーはとうとう割烹着姿に。
しかし欧米人並の体格の彼があれを着れるんだろうか。
もしかして特注品?


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