よるの読書日記
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2001年10月16日(火) 延期さんに借りた漫画総まくり

「ZERO」<冬目景/スコラバーガーSC>
人間の思い込みってなかなか頭を離れてくれません。
どうしても楠桂を連想してしまふ。
特に「僕の学校は戦場だった」<集英社りぼんマスコットコミックス>。
盗作疑惑とかそれほどのレベルじゃないです。
同じなのは学校で戦うってところだけ。あえて言うなら他人の空似?

「イエスタディをうたって」(1)<冬目景/集英社ヤングジャンプコミックス>
いわゆる青春群像モノは苦手です。身につまされるから(笑)

「黒鉄」(1)<冬目景/講談社オープンKC>
少年ながら賞金首になるほどの凄腕人斬り、迅鉄。
あえなく犬使いの手にかかったものの、
通りがかりの天才(?)蘭学者源吉によって体の一部と
ロボットを接続した姿に蘇らされてしまう。
あ…ゴメンやっぱりこれって「奇跡の人」風。
<「たとえばこんな幽霊奇談」収録/集英社りぼんマスコットコミックス>。
あれはバスの転落事故死体のきれいな所をあちこち使ってたけど。
本当にケチつけるつもりじゃないです。うーむ。

迅鉄の愛想のない鋼フェイスがキュート。
喋る銘刀・鋼丸もお茶目で可愛い。
調子に乗って喋りすぎてお仕置きされたり(^o^)
からくり人形好きなんです。飛騨の曳山会館とかで見られます。
アイボ買うお金があったらからくり人形が欲しいくらい。
――もっと高いかな?
できればお茶運んでくれる奴。ラブリー。
ただ夜中に廊下とかですれ違ったらきっと怖いな。

最後に「鏡花夢幻」<波津彬子/白泉社文庫>
鏡花の三大戯曲「天守物語」「夜叉ヶ池」「海神別荘」の漫画化。
絵が綺麗でした。美しい魔物達の物語。
泉鏡花は背伸びしたいお年頃によく読みました。
今となっては「外科室」位しか覚えてない…。背伸びしすぎ。


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