よるの読書日記
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「君のいない楽園」(1)<佐野未央子/集英社コーラスコミックス> 自然を愛した写真家の父を亡くした少女十萌(ともえ)と 彼女の健やかな成長を見守る父の唯一の弟子・一哉の物語。 ユニークな十萌ちゃんが可愛い。 格闘技や動植物が大好きで不思議な独自の哲学を持っている。 そんな彼女と暮らすのは口うるさいけど愛情溢れる優しいママ。 こういうタイプのひと、好きだな。 パパさんもいいんですよー、故人だけど。普段は無骨で無口なのに 外国の空の下から娘に送る愛情溢れる手紙、素敵。
一哉もいい線行ってますが三年越しの彼女・三果子さんが 妊娠してないことがわかって感涙に咽ぶあまり 「世界は美しい…美しすぎて見えません神様!」 ってモノローグ彼女の立場からしたらひどくないか? もう雑誌ではすくすく中学生になっちゃった十萌ちゃんですが、 ちょっともったいない気も。 なるべく純な女の子のままでいて欲しいなあ。
ところで登場人物の名前によく数字が入ってるのは 何か意味があるのだろうか。
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