ひみつ日記
脳内漂流日誌もっと前もっと後


2018年05月05日(土) 安コリミテッド

今日の日記もやたら長くなりそうなので、前回の反省をふまえて先に回復呪文のお礼とお返事からいこうと思います…。

東さま、執行前後の力強いエールありがとうございました。おかげさまで落ち着いて戦いに赴くことができました…とはいえ東さまのおっしゃっていたラスト十数分は安コの波状攻撃にただただ人間サンドバッグと化してただけでしたが…。拙作へのご感想もありがとうございます。映画見てますます降谷さんならできる、勝てる!の想いが強まりました。もう勘違いでもかまわない。

ゼロシコ(と言うんですね)の感想を心待ちにしてくださっていたかたも、どうもありがとうございます。共感していただけてとても心強い思いです。
映画については、あとからあとから泡のように言いたいことが浮かんでくる状態なので、これからもちょっとずつここで吐き出していけたらと思っております…。

というわけで本日も映画について思うことをつれづれなるままにいくつか。

今回の映画のテーマのひとつとしての「協力者」ですが、安コの関係性にものすごくしっくりきててなるほどね…!て思いました。仲間とも共犯者とも違う、ある限定された時間や事件という一点においてのみ「一心同体」「強い絆で」成立するその関係…とくに後半コナンくんが「今度は僕の協力者になってもらうよ」って宣言してからの降谷さんの行動の躊躇のなさといったら。「次はどうする!?」「こうして!」「よし!」で力強くアクセル全開で死線に突っ込んでいきましたよねあのひと。言い忘れてましたがあの電車に真正面から突撃してくときのアドレナリンの塊みたいな降谷さんの表情、例にもれず私も数ある降谷さんのカットのなかでも白眉の出来だと思ってるんですが、さらに言うならその直後の強烈なアクションこなしてからの即座にすとんと冷静な表情に戻ってるあたりがもうとんでもないなって…。この振幅の激しさが最高にいい。降谷さんってもともとはすごい喜怒哀楽の感情の振れが大きいというか、子供の頃なんかはそれが極端で自分でも制御不能になっちゃうことがたびたびあったようなタイプのひとだったと思ってるんですが、そういうひとが試行錯誤修練を重ねた結果、自己を律する鋼鉄の理性と冷静さを後天的に確立してるというのにたいへんな萌えを覚えます…。

まあそれはそれとして、コナンくんを協力者に(強引に)した降谷さんのやりかたですけど、あれは正直ほんとほかにどうにかならんかったんかい…って思います…たぶん映画見たみんなそう思ったと思う…。
コナンくんが「買いかぶりすぎだよ」ってさらっと流してくれたの見て、あ、リアクションそっちなんだ…って思いました…喜んでる場合じゃないよコナンくん…そこはいやふつうに言えよって突っ込んどかないと先々なんかまずい気がする…。
あとな、買いかぶりすぎっていえば、降谷さんはFDの耐久性についても買いかぶりがすぎるから…。方向性は違うけど、風見さんについても買いかぶってる気がするし、赤井さんに対してもいまだずっと買いかぶってるんじゃないかと思ってる。なんだろう、このひと自分が一度気に入ったものとか認めたものをその後ずっと一方的に買いかぶる癖があるよね…そしてその評価がけっして覆されないの。覆されないから「それでよく公安が務まるな」だったり「あれほどの男がみすみすスコッチ見殺しにしたとか赤井ぶっころ」とかになったりする…いやたぶん降谷さんが思うより風見さんも赤井さんも完璧じゃないしミスだってするし迷ったり悩んだりもするよ…。
にんげんだもの。


津島 |MAIL