「世界遺産」の写真展のチケットを職場の人がくれたので 新宿へでかける。 早めに起きれたら、いっこうによくならぬ症状を再鑑定 頂くため、今通っているのと違う病院にいくつもりだったが 洗濯して掃除してたら昼過ぎる時間だったので断念。
今私の右足親指は いつぽろんと落ちても不思議でないくらい 赤く腫れているし、左踵は靴をはいた瞬間から全体が靴ヅレしている感覚。 歩行困難なので 本当は大丸ミュージアムのローバート・キャパ展も 行きたかったが新宿のみだ。
「世界遺産」はTVで放映しなかった映像なんぞもミニシアターで 観られるようになっていて、写真の数々も美しい。 たくさんの遺産を 空中から次々と撮影していて 胸が苦しかった。 きれいで。きっと息するの忘れてたんだと思う。
私は チベットとかイスラムとかバチカンの 宗教建物に興味が引かれる。天窓から差し込む日の光の筋に、 ロココな曲線や色合いに、修道院の静寂に。
ただですね、なぜかきまって若い女(20〜30代)なんだが 人が写真観てる耳元ででかい声で 「あー なつかしー」 とか 「ここのステンドグラスは○○式っていってね、」 などど お連れの人に説明をしている奴が数人。
静かに閲覧しましょうよ。
ダンナさんが帰りは一緒に落ち合って夕飯を食おうと言ってくれたので 東急ハンズとか本屋とかで時間をつぶす。 仕事帰りの彼は地下のパチンコ屋にいるから携帯が通じないので 適当な時間に電話するとのこと。
デパートに行くっていったんだから 普通7時や8時には連絡くれてもいーでしょー。
ところが9時になっても電話はない。 10時までやってる本屋の山本文緒コーナーの前で えんえんと立ち読みにふける。
9時半になってやっと電話があって、負けを取り戻そうとして 時間がかかった。開口一番ずっと電話してたんだよー とのたもうた。
「ずっとって、いつからいつだよ。 あたしの携帯には着信歴ないよ。あ?いってみな?」 攻撃をかわそうとして言い訳するなんざ 許さねー。
おまけにパチンコは負けたので叱られてしゅんとしている奴と 赤羽の居酒屋へ。 会社の健康診断にむけて禁酒禁脂していたダンナさんは 胃が小さくなったと見えて驚くほど小食。 わたしたちのデート史初の低料金(1000円割引券を使って二千円代) で店をでることに。
とても健康的でいいのだが、彼の検診結果の体重測定は 1年で4キロ増という悲しい結果だった。本当に悲しい。 最近、彼の腹回りはマーク・ハントそっくりだ。
シャワー後、パソコン中のダンナさんの横で身体の手当て。 足に消毒剤や薬を塗って、ガーゼを切り貼りして貼る。 ずいぶんと痒み範囲が狭くなってきた腹、腕、背中、肩に ステロイドを伸ばしたり。なんじゃかんじゃで小1時間。
たまたま彼が私のほうを向いたとき 至近距離で私は大あくび中で、驚いて「うぉおっ」と叫んでいた。 「あー びっくりしたぁ。。吸いこまれるかと思ったぁ・・・ しゃくーんと顔半分食われるかともおもっ」バスッ ボガッ。
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