目口覚書
■目口覚書■
ごめんください
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お入りください ありがとう

2001年12月24日(月) クリスマス家出も 面白いかも

「夜勤が明けたらすぐ帰るね。そしたらどこかへ出かけようよ。」

煮詰まってしまってることをカミングアウトした私に彼はそう言った。
なのに帰ってくる時間になっても カチャとも音はせず
ばかばかしいのでご飯を作る気にもなれず
午前中には人口密度2名のはずの部屋はひっそりとしていて
冬至、真っ暗な午後6時 年末に向けて電球とかぱるっくとか
じゃがいもとか烏賊とか買い出しにでかける。

もしかしたら次の信号で腕が片方ちぎれるんぢゃないか
って思うほどの買い物は 私に悲しさを伝えてきた。
いつも必ず重いほうの袋を3つは持ってくれる男がいない。

午後の電話は「ちょっと打ってるんだぁ。いいかなぁ?」
という遠慮がちに厚かましい内容だった。。



さて
23時近くに帰ってきた夫に 妻は極めて冷たく
時間すら零下13℃だ。

「ウソツキ」
妻は心で言う。

きっと夫の胸にも届いているだろう。
気まずそうな夫は、黙々と電球を替える妻を気遣って
普段ぜーーーったいしないよなお手伝いまでする。

さて
クリスマスイブ
ダンナさんの実家のお手伝いをする予定だが
その後 何かイベントのひとつでも考えているんだろうか。

何もなかったらわたしは独りで ミレナリオに行く。


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