噛む茶・研究記録
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2004年05月10日(月) 玉露は・・雨の子。

玉露を摘み頃は・・雨が多い。
3〜4日天気が続くと・・また・・雨。
自分が長年、経験してきた事を紹介しよう。

雨が降った次の日の晴れ。
気温がドンドン上がり、風も吹いてくる。

地面に染みこんだ水分が・・ドンドン蒸散していく。
が・・覆いをした茶園では、新芽がまだ濡れている。
天気が良いからと言って、お茶を摘んではいけない。

この事を、長年の経験で知った。
濡れている葉っぱでは、良いお茶はできない。
野菜でもそう・・日持ちがしないのだ。
なぜ??
水分が多すぎて・・摘み取ると傷口が痛んでします。
葉っぱに・・水分が多すぎるとお茶でも野菜でも美味しくないのだ。
いわゆる・・水っぽいのだ。

次の日の天気を待つ。
快晴・・快晴になるのだ。
このときの新芽は・・ピカピカ輝いている。
見たことある??
本当に輝いているのだ。
余分な水分が風に飛ばされて・・光合成が十分出来る。

それが・・輝きになって現れる。
自然のものは・・実に素直に出来てる。

十分な光合成は・・地面から吸収して養分を成長に必要な養分に転化する。
それが、香りであり味であり深味であり。・・モハメドアリ(マイ・ジョウク)

お茶のうまみは・・自然が作ってくれる。
味のコクは、表土の深さにある。

人が行う・・丹精。
それを生かすは・・自然の摂理に沿う事。

私は、このピカピカ輝いたお茶しか扱わない。

考えてみれば・・玉露。
まさに・・露との勝負である。
週末にまた、天気予報で雨が降りそうだ。

この1週間で・・条件に合った晴天が2日しかないことになる。
ヤバ・・そんな気もするが、自分で決めた事。
今では・・それが自分らしさと思っています。

自然に従う。
これが、美味しいお茶の条件だ。
・・・・納得。


邦ちゃん |MAILHomePage

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