兼松孝行の日々つれづれ

2007年08月03日(金) 日々つれづれ

ここんとこの2大スポーツ処分(勝手に命名)が議論の的に。
朝青龍と織田信成。
この二人の処分が重いの軽いのといろいろと議論になっている。
そしてこの二人の比較もいろいろと議論の対象に。
個人的に思うのは、断然織田信成の方が犯した罪は重いと言うことだ。
橋本聖子会長が「もっと重くてもいい」と言った背景には、社会人が同じ罪を犯すと、会社や組織から首を切られる可能性がある罪だということがあるからだと思う。
朝青龍はどこまで行っても信用や礼儀の世界の話であって、法律を犯したわけではない。
なので、ある種世間の価値観とは違う価値観で処分が下されるケースだ。
プロ野球の世界で言えば、首脳陣批判をスポーツに語った選手が処分されるのと同じような話だ。
いくら国技の横綱といえども法律は犯していないんだから。
まあ、でも二人ともその世界で更正の道が閉ざされたわけではなく、むしろ謹慎や出場停止という形で罪を償えば更正の機会を与えてもらっている点を見れば、まだ温情的だと解釈できるかも。
年明けからの奮起に期待したい。


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