兼松孝行の日々つれづれ

2007年03月28日(水) KOKAMI@network vol.9「僕たちの好きだった革命」

久しぶりに鴻上さんの芝居が名古屋にやってきた。
しかも、KOKAMI@networkとしては初上陸じゃないかな?

今回は中村雅俊さんが出ることもあり、かなり客層が上の方の年齢層だ。
だからなのかな?
全体的にはまったりした感じで芝居が進んでいった。
でも、場面の切り替えやなんかはかなりテンポよく、さすがプロの演出家はひと味違うってな感じに芝居が進んでいった。
映像や布の使い方がものすごくかっこいい。

今回は、1999年と1969年との時代性の違いを楽しみながら、普遍的なメッセージは時代を超えて存在する、みたいなところで、客席にいる君もがんばれよ、っていうメッセージを受け止めた芝居だった。

冬にNODA・MAPやキャラメルを見たばっかりだけれど、久しぶりに琴線を揺るがしてくれる芝居だ。

しかし、鴻上さんは演出だから仕方ないけれど、客入れのときにお客さんをじっと見て観察する時の目が怖いのはなんとかしてほしいと思うのだ(笑)

かなり乱暴に感想を書いたけれど、全貌を消化するにはもうちょっと時間が必要かなって思えるくらい、守備範囲の広い芝居だったな。
ほんといい芝居だった。


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