| 2006年01月24日(火) |
映画「THE有頂天ホテル」 |
じつはこれ、昨日見た。
いやあ、笑った笑った。 その笑いも大爆笑というわけではなく、次々とボディーブローのようにやってくるくすくす笑いの類いだけれど、それでも腹筋がよじれるかと思った。 一つ空けて隣に座っていたおじさんが「ガハハ」と大声で笑っていたけれど、なぜかオイラと笑うポイントがずれていた。 いろいろあるんだな、人の好みって、やっぱり。 画の取り方や、ピントの合わせ方とか、1カットの長さとか、そういうものが独特な感じ。 そういえば小田和正の映画も1カットが長かったし、ピントの合わせ方が似てたな。 映像の外の世界から入ってくるとそうなるのかな・・・?
しかし、ほんと三谷幸喜さんの力量には恐れ入る。 たくさんの登場人物一人一人の人生を本当に巧みに完結させている。 それも、パンフレットに名前がない人までも、しっかり見せているところがすごいし、画面の中に必ずと言っていいくらいサブストーリーを織り込んでいる。 これは穿った見方ではないと思うのだけれど、フライトアテンダントに夢見た人がその制服を着て登場するのだけれど、去った後に「まるで幽霊みたいだ」、という友達の一言があった。 そのときふと気づいた。 そういえば、足下は一切映してなかったよなあ。 やられたと思った。 ホテル内をアテンダントの制服でうろつく姿が、まずはおかしいのだけれど、その先にももう一つおかしさを重ね塗りしていたとは・・・そしてその事実に気がついた後からその役の(この場合終わってしまった)人生が見えてくる。 これはすごいと思った。 もう一度見てみたいな。
そしてその翌日(今日のこと)、香取慎吾を見てギーターが無性に弾きたくなったオイラは、新しい楽譜を買ったのだった。
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