兼松孝行の日々つれづれ

2006年01月19日(木) 普通救急救命講習会

自動対外式除細動器(通称:AED、俗称:電気ショックの機械)が来年度から職場に配置されることとなり、消防署が行う普通救急救命講習会に参加することになった。

勉強した手順は次のとおり

1.意識を調べる
 このときは、最近のテレビドラマを見るとわかるが、両手で相手の両肩をポンポンと押してやる。恁うすると仮に暴れても大丈夫だ。
2.助けを呼ぶ(119、AEDの手配のお願い)
 助けを呼ぶときは、「誰かいませんか」じゃなくて、「黄色い服着たあなた119番をお願いします!」と、具体的に相手を指名して、具体的に指示を出す。
 言われた相手は断ることはまずしないと思う。
3.気道の確保
4.呼吸を調べる
 「見て、聞いて、感じて」呼吸の有無を確認。
5.人工呼吸(2回)
 このときに抵抗する感じがあれば、蘇生の可能性たかし。
6.循環のサインを調べる
 呼吸の有無、体の動きを調べる。一般的には心臓を至近距離から拳銃で打ち抜きでもしない限り、意識を失って、呼吸が止まって、体の動きが止まって、心臓が止まって、脳死の順番だ。
 ということは、体のどこかが動いていると言うことは心臓は動いていると言うことだ。
 以前の救急法では、この段階で頸動脈で脈を取ったりしていたが、素人さんがそれをやるとかえって脳への血管を止めることになりかねないので、止めることになったようだ。
7.心肺蘇生法(15:2)
 心臓マッサージ15回、人工呼吸2回を1セットとし、これを4セット1分間で行っていく。なかなか大変な作業だ。
8.AED装着
 ボタンを押して機械の指示に従うのみ。
以下、救急隊が到着するまで、もしくは蘇生するまで電気ショックと心肺蘇生法の繰り返しとなる。
電気ショックは完全に止まってしまった心臓には無力らしい。
テレビの医療関係のドラマなんかで一途の臨みをかけて行う電気ショックは、まさに奇跡を願っての事のようだ。
なので、このAEDという機械は、正常に動いている心臓と、完全に止まってしまった心臓に対しては電気ショックを行わないようになっている。

こんな感じで、講習を受けた。
この救急法は毎年毎年細部が変わっていくから、それをおぼえるのが面倒だ。
ちなみに来年度には心肺蘇生法の心臓マッサージの回数が変わるようだ。
我々素人が気にしなければいけないのは、回数の問題ではなく、目の前に倒れた人がいるのであれば、まずは専門家を呼ぶ努力をすることと、同時に、蘇生まではしなくともそれ以上悪くならないためのつなぎ役をすることだと思う。
出来れば、この講習で学んだことを生かす瞬間には立ち会いたくはないが、立ち会ってしまったときに少しでもこうした講習の結果が生かせていければと思う。


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