兼松孝行の日々つれづれ

2005年10月31日(月) 映画「ミラクルバナナ」

職場の社会教育指導員の先生の知り合いにアドゴニーがいると言う単純な理由で見に行った。
この映画は愛知、岐阜での先行公開。
全国公開は2006年初旬なんだそうな。

まずは驚くことに、暗くなると同時に予告編がなく映画が始まった。
お客さんは7名くらい。
月曜の夕方だからこんなもんだろう。

始まりは角松敏生の軽快な音楽に乗せて、テンポよくお話が進んでいった。
ハイチと、タヒチを間違えて赴いた外交官の、生き生きとした姿を映し出していった。
どこかストーリーがありながらドキュメンタリータッチ。
ハイチの状況を映し出しながら、割と淡々と物語は進んでいった。
だけど、場面場面で小山田サユリの生き生きとした表情が印象的で、そしてハイチの子供たちの表情も生き生きとしていた。

面白いなと思うのは、例えば人を説得する場面や、交渉をする場面で、大事な言葉は何も語らず、次の場面に結果があるというつくりで、肝心なところはお客さんが想像するように作られていた。
これで映画に対する集中力は増すし、ますますのめり込みながらみることができる。
監督してやったりというところか。

そして、お涙ちょうだいの物語でもないのにいつしか涙腺が緩んでいた。
地味な内容ではあるが、すばらしい映画だった。
ぜひいろんな人に見てほしいと思う。

あ、そうそう、肝心なアドゴニーについては演技のうまい人だなと思った。


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