兼松孝行の日々つれづれ

2005年06月22日(水) 日々つれづれ

ステージと客席の関係について考える。

佐野元春はステージ立つ時、「この空間を支配する王だから、どんな野次が飛んでも決してひるんでは行けない。自分がひるむことは空間全体の雰囲気に影響を及ぼす。何があっても動揺しては行けない。」と語っている。
財津和夫は「音楽は横のメッセージではなく、縦のメッセージであり、一旦神に飛んでから、客席におりてくる。客席は花園だ。」と比喩した。
小田和正は「ステージは客席と勝負する場所。」と語っていた。
それぞれ含蓄があって、すばらしい姿勢だと思う。
もちろん、音楽と演劇では客席に求めるスタンスが違うので、一概にこの理屈を持っては語れないところではある。

さて、演出のオイラは・・・・そうだなあ、そもそもステージを含めたその空間自体が表現空間だから、その空間の容積をどうやって自分色に埋めていけるかってことかな。
でもそれは役者で出てる時でもそうかな。
意識としては、ステージの中だけでなくステージと客席の縦線だけでもなく、空間全体を意識して、そこを埋めていくことで、空間を共有している人たちと本当の意味で共有できることかな。
それが、ステージと客席の関係性だと思っている。


 < 過去  INDEX  未来 >


兼松孝行 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加