役者が全員揃わなかったので抜き稽古。トライアル公演は基本的に公演出場回数の少ない人たちの公演だけど、中でも今回初めての役者がいる。その役者の台詞の一部は若かりしころの自分の姿そのままを映し出している。それをどう料理していくかはその時の役者と演出の仕事なのだけど、脚本家の自分が思い描いたそれとは違う方向になりつつある。演出の自分はそれで良しとしようと思っている。脚本家のこだわりそのものを具現化する事が正解だとは必ずしも言えないからだ。だけど、芝居になるまでにまだ少し時間がいるかな。