| 2003年12月05日(金) |
劇団サラダ「サラリーマン忍法帖」 |
先日サラダBeansvol2で一緒になった劇団サラダの本公演。
まだこれから見る人もいるのであまり詳しくはかけないけど、全体の印象としては散漫な感じがした。 脚本と演出と役者がいろんな方向を向き過ぎて作ってしまったかなと感じた。 劇中のネタは面白いしそこにいたる展開が上手く作ってあるけど、オチたあとの処理がもう一つ。 役者の芝居も今ひとつかみ合ってないと言うか、役者同士はかみ合ってるけど、役者と演出の芝居がかみ合っていない感じがした。 言い換えると役者のやってる芝居と演出が求めてる芝居が違っていて、その修正ができずじまいで本番を迎えてしまったかなと言う印象だ。 だから、重要な役についた人がその役の日常のラインを確定できないまま舞台に乗ってしまった為に、気持ちの流れや芝居そのものが客席から見ていると一定していなくて散漫な印象を受けてしまった。 それは上手いか下手かと言う問題ではなく、それまでの稽古をどう過ごして来たかと言うところだと思う。 見ていて面白いと感じた部分が沢山あったにもかかわらず、残念ながらあまりいいことが言えない。
芝居は沢山の人たちで作っていくのだけど、どこにでもいる誰かではなく、今その瞬間そこにしかいない人たちで作っていくものだ。 いろんな人がいればいろんなものの見方があってもいいが、芝居が向かっていく目標くらいは同じ方向を見ていないといけないと感じた。
はたして自分のところはどうだろうかと、また改めて検証してみようと思う。
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