兼松孝行の日々つれづれ

2003年02月20日(木) シアターウイークエンド稽古見学

昨日、いつもお世話になっているシアターウイークエンドに次回公演のPRをすると共に稽古を拝見した。

ここの稽古場でいつも思うことだが、誰が劇団員で誰がそうでないかよく分からない。
客演の方が見えるとオイラくらいの年齢の人はみんな劇団員に見えるようだ。
なので、粗相のないようにしないといけないと思った。
この日ラッキーなことに生涯学習の神様みたいな存在の名大教授堀内守先生にお会いできた。
と言ってもほんとお顔を拝見しただけだったけど、なんだか嬉しかった。

稽古は3月の第2週に日進市で行われる医療関係のシンポジウムの題材として行われる芝居の稽古だ。
身内に医療関係者がいるので、ちょっと複雑な思いで見ていた。
その感想はネタバレになるので書かないとして・・・稽古を見て思ったのは、上手い役者さんにカテゴリの線引きはないと言うことだ。
どういうことかといえば、上手い役者さんと言うのは自分が今どんな感情をどう言う技術を持って表現しているかと言うことを自覚しながら演じていると言うことだ。
台詞の話し方一つとっても、自分の気持ちを大事に話す時は腹の底を響かせながら(人によってはもう少し上だけど)台詞を喋るし、日常会話では首から上を響かせながら台詞を話す。
そして目線の使い方や、動きや、いろんなことを駆使して分かりやすく伝わるように、しかも自意識を簡単に捨てながら芝居をしている。
これには恐れ入った。
こんなふうに芝居ができる人ってまわりにそうそういないよなあ。
でも、それがシアターウイークエンドの劇団員じゃないことが残念だった。
うちの劇団でもほんの一握りの役者だけだし。

そしてミザンス(立ち位置)の取り方も綺麗だし。
ほんといろいろ勉強になった。

そして、今オイラ達がやってる芝居との相違点も改めてハッキリと分かった。
でもそれは、ただ表現方法の違いだけであって、本質的なところはあまり変わらないというふうに思った。


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