兼松孝行の日々つれづれ

2003年01月20日(月) 貴乃花引退

貴乃花引退について様々なメディアがそれまでの土俵人生に対する賛辞を送っている。

確かに彼はよく頑張った。
数字の上でも、残した印象でも大横綱に相応しいと思う。
さすがに最後の優勝の時は涙を流して感動したし、奇跡を見た気がした。
そして同時に彼は終わったと思った。

その後の痛々しい姿が俺の中での貴乃花の印象を悪いものにしてしまった。
7場所連続休場はさすがにまずいのだ。
いくら国技のトップでその地位が守られているからと言っても、一年以上ただ飯食っててはいかんと思う。
どのメディアの論調もその事実について、よく乗越えてきたと賛辞を送るだけで非難したりしない。
もちろんそういう世界だと言うことは重々承知はしているが、それでも余りに・・・・である。
周囲も彼を慰留したかったのだろう。
当時、横審のナベツネ読売オーナーが7場所連続休場を批判していたことを覚えているが、そのとおりだというメディアも少なかった。

どうしても彼がそこに甘えてきたとしか思えないのだ。

膝の怪我を押して優勝を勝ち取ったままで終わっておけば、伝説の大横綱になれたのに、と思うのだ。
甘えが見えてしまったのがどうしても残念で仕方がない。

もちろんそれが彼の望むところではないと言うことも思うのだが、でもなあ、報道のされ方が死んだ人に対する賛辞みたいでどうもなあ・・・と言うところだ。


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