兼松孝行の日々つれづれ

2002年07月27日(土) 日々つれづれ

和泉元彌が「世紀の大移動」成功!!

ダブルブッキングのそのものの道徳的・同義的問題はおいといて、これは素敵な話題だ。
未だかつてどんな大物でもこんなすさまじい移動は見たことがない。
前日に東京で舞台を勤め、その日に可児に入り、翌日朝、舞台を勤めそしてその日の昼には東京の舞台に立っているという。
ほんとにおばかですさまじい移動である。

ビジネスマンが単純に約束の時間に目的地につくだけの問題ではないのである。
舞台は約束の時間が開演時間、すなわちそれまでにメイクやら着替えやらを済ませておかなければいけないのである。
そして、舞台を勤めるためには気持ちを切り替えなければいけない。
舞台そのものを見たわけではないので、結果についてどうこうはいえないが、精神的には相当な疲労を伴う一日になったのではないかと思う。
結果400キロを2時間で移動。
ウルトラマンが40人いないと達成できない移動なのだ。
それをやってのけた。
舞台の出演料よりも移動費用のほうが数段お金がかかっている。
これもまたおばかな話である。
必要に迫られたこととはいえ、ヘリやジェット機をつかってこんな移動を経験できた和泉元彌は幸せものである。
この移動を引き受けた航空会社の勇気にも拍手ものである。

そして、この世紀の移動に公共の電波を使ってわざわざ生放送したマスコミがあった。
この馬鹿馬鹿しい話をこれまた馬鹿馬鹿しくこのテレビ局は伝えた。
この姿勢にも拍手を送りたい。
お馬鹿な話だが、こんなくだらないことをお金を掛けて放送するこの姿勢が素敵だと思った。

世の中こんなおばかなニュースばかりが増えるといいのにと思った。

最近とくに人の命を軽く見た犯罪のニュースが多すぎる。
そしてその被害にあうのは若い女性や幼い子どもばかり。
「身代金」目的の誘拐ならば生きていなければもらえないはずだ。
好きな女子を自分のものにしたいなら、生きていなければその可能性すらなくすことになる。
人を殺すことに罪悪感を感じないから殺してしまうんだろうけど、殺してしまったら目的が達成されないことに気づかないんだろうか。
そこで踏みとどまることは出来ないんだろうか。
相手の命も自分の命も同じ命である。
そして、殺してしまおうと思ったその瞬間踏みとどまって、お互いのその先の人生の可能性を考えないんだろうか。

殺人のニュースを見るたびに胸が痛む。


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