兼松孝行の日々つれづれ

2002年04月20日(土) 渡辺美里「じゃじゃ馬ならしツアー'02」

開演前名古屋市民会館裏の「ひろしま本店」でお好み焼きを食べた。
何度いっても美味!

4年ぶりの美里さんのツアー。
名古屋市民会館は舞台中を中心にリニューアルしたせいか見てくれにはあまり変わってない感じ。
客席内にある身障者スペースがゆとりを持った大きさになっていた。

ライブは3部構成だった。
第一部は舞踏会みたいな雰囲気のステージ。
第二部はギンギンのロックンロールなステージ。
第三部はこれから美里さんが歩んで行くであろう未来を予想させるステージだった。
とても楽しいライブだった。
さすがに4年ぶりのステージだけあってお客さんのテンションがまってましたとばかりにいきなり盛り上がっていた。

前回の4年前のライブにくらべると角がとれて丸くなった感じがした。
その時のステージで号泣しながら歌ってた曲もかたの力を抜いて完全に消化し切った感じで歌ってたのが印象的だった。
丸くなったといえばサウンドも丸い感じのサウンドだったし、何といっても美里さん自体が丸くなっていた。
だんだんアンルイス状態に近づきつつあった。
立ち方も後ろに重心があって脇が開いた立ち方で、どっしり構えた感じになっていた。
このままもっと丸くなって行くんだろうか・・・・

印象的だったのはデビュー当時の曲をたくさんやったんだけど、見事に30台半ばの解釈で歌われていたのが印象的だった。
「Teenage Walk」なんかは個人的には涙物だった。
青春時代の歌だけど、そこに止まらずちゃんと成長していたのがよかった。
そして自分自身が一緒に年をとってきたんだなあという感じがした。

ライブを見ながらいろんなことを考えていた。
お客さんとのコミュニケーションのとりかただったり、感情の解放の仕方だったり。
音楽と芝居の違いこそあれ学ぶところはたくさんある。
予定調和で進んで行くコンサートをどうやってスリリングに見せて行くかということや。

でも、一番心の中を過ったのはもしも尾崎豊が生きていたら、どんなステージを見せてくれてたんだろうかということだった。
年齢的にもキャリア的にもそしてそのカリスマ差度合いでいっても男なら尾崎、女なら美里といった感じの二人。
なぜか美里さんのライブを見ながら彼のステージもこんな感じで角をとって丸くなった感じで、そしてお客さんとのコミュニケーションを楽しみながら現代社会を達観してる感じの歌を歌ってるんだろうな、なんてことを思いながら見ていた。

そんなこんなで、いろんなインスピレーションをもらったライブだった。


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