朝体育館に出勤したら見知らぬ2才くらいの女の子が寒さに震えながら立っていた。 いつもの掃除のおじさんが「迷い子だなも」というので名前を聞いたが返事は無し。 家の場所も聞いてみたが、返事は無し。 寒い場所ではなんだったのでとりあえず体育館の中へ。 はじめは手をつないで歩いていったが、足を見たら何と裸足だったのでだっこして体育館へ。 さすがに女の子の手は冷たくなっていた。 そして、事務室に入ってほっとしたのかはじめに出た言葉が
「ジュースのみたい」
・・・おいおい、今まで寒かったんじゃないのかい。 で、仕方がないので自動販売機でジュースを買ってあげる。 「好きなのをおしな」といって出てきたのが緑茶・・・・
「ジュース!!」
・・・・おいおい。
といってる間に上司は警察に電話。 とその時子どもを捜しに来たお母ちゃんの姿が! 化粧ばっちり服装ばっちりのお母ちゃん。 「ごめんね、ねちゃって・・」 と子どもに謝っていたが、どうみてもそのまま寝てしまう格好ではない。 そして家は目の前の4階建てのアパート! そこから抜けだしてきたようだ。
まあ、警察沙汰にならず一安心。
仕事は予算査定。 財政の人との戦いである。 しかしこの時期税金も冬の時代。 マイナスシーリングが絶対命令。 こういう事業畑は事業のグレードを維持しながら予算カットはなかなか難しいものがある。 しかし、上手いこと言いくるめられて次々とカット! なんだか疲れだけが残った。
稽古はぼちぼちと進む。 オイラは隣の文化会館で舞台制作の劇団員と、作る予定の道具の見学。 しかし、そこはやはりプロの仕事。 道具を見た瞬間にこれは無理だと判断。 プロと同じものではなく、代替手段で乗り切っていこうということにせざるを得ない状況になった。
稽古中、オイラがもっともおそれる武器のサンプルが登場! で、でかい・・・ おまえほんとにそんなん使うんかい・・・ 果たして本当に五体満足に本番を迎えられるんだろうか・・・・
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