幸せ記録帳
涼香



 山口美由紀さん

好きなマンガを教えて、と聞かれたら、答えられる本はいっぱいあるけど、優しいマンがを教えて、と聞かれたら、私は一番に山口美由紀さんの本をあげると思う。

そもそも、私が山口先生の話を読んだのは、小学校4年生のとき。
そのとき風邪をこじらせては良くお世話になっていた病院に『タッジー・マッジー』という話を連載していた『花とゆめ』があって、パラパラ…と熱があるにもかかわらず読んでいたのがはじまり。
おとぎの国、カントリーいっぱいの家、夢のようなふんわりとしたファンタジー。
それから、病院に行くのが楽しみになった(笑)

それから約2年後の小6のとき。
私は子どもバザーの古本屋(一人5冊までで、一冊10円という安さ!)で、その『タッジー・マッジー』の前の話『フィーメンニンは謳う』という本を全巻見つけて、これは買うしかない! と他の本には目もくれずおばさんに50円玉を渡した覚えもある。

イライラしたとき、ちょっと淋しいときに紅茶やクッキーを用意して読みたい、そんな話を描いている素敵な人です。
幸せをありがとう★

2001年10月20日(土)
初日 最新 目次 HOME