■つれづれ日記■
光樹



 ヤマト実写版

 思いの他聞いたことのあるテーマ曲やBGMが登場してあまりにも懐かしかった。何もかも皆懐かしいよ全く。中盤流れるイントロからの「あの」テーマには無条件で鳥肌が立つ。まあ原盤とはだいぶ違うけど。

 なんなのかわからなかった「デビルマン」、少なくともキャシャーンではなかった「キャシャーン」、などとは全く違って、ちゃあんと「宇宙戦艦ヤマト」でした。レトロアニメをよくわかんない狙いの実写化、そして失敗、という作品ではなくて、ちゃんとヤマトで、ちゃんと映画だった。その上で、映画として面白いか面白くないか、というと、個人的には普通、って感じ。悪くはなかった。

 実際ヤマト世代ではないのではっきり内容を覚えていないアニメ版。だがなんとなく記憶にある、どうにも悲劇的なイメージ。結局それが頭にあるもんだから、どうせこうなるんじゃないの? と思ってたそのまんまになっていくので、実も蓋もなく言うと、今更どこに感動すればいいのかと思っちゃいました、すいませんごめんなさい…。面白くないわけじゃないんだけどー。中途半端に知ってるのがよくないみたい。知らないか、ちゃんと知っててあれこれ懐かしみながら観るかのどっちかがいいんじゃないかな。
 ヤマトのアニメが今なお歴史に輝いているのは、当時そういうのがまだなかったからで。今となっては、エンディングのスティーブン・タイラーの歌声もあいまって、これなんてアルマゲドン? と思った。CGや宇宙戦闘もよくできてるっちゃできてるんだけど、あまりにもスターウォーズ。そりゃかつてアニメとスターウォーズ(旧作)とは、日本のSFブームを牽引した仲ではあるんだけど(笑)。
 今改めてあらすじ見ても超燃える設定だとは思うんだけど、もうアニメでも映画でもこういうのいっぱい観た気がするからなー。

 でも私のイメージにあるヤマトとあまり離れてはなかった…んじゃないかなあ…ちゃんとしたファンの意見はまたちがうのかな? ギバちゃんの真田さんとかイメージだと思うし。音響のせいもあるかもしれないけど、キムタクの声が、どことなく富山敬さんぽく感じたなあ。不思議。

 中途半端な知識がある中途半端な私には、中途半端な映画に感じてしまいました。古臭さも若干の現代アレンジもCGの出来も、悪くないけどどこかで見たつーか目新しさがないとゆーか。そこそこ。うん。そこそこでした。でもまあ、「は?! ヤマト実写化?!」と最初に思ったその驚きからすれば、そこそこと感じれる出来ってことは、よかったのかなあ? なんだこの我ながら中途半端な感想(笑)。

 以下ネタバレ。

 沖田艦長の死に方がなんかあっさりすぎる。あんなんだっけ?! 「あの台詞」があって嬉しかったけど、どうせなら最後の役割は艦長が担って、艦橋に静かに座してヤマトと命運を共にすればいいんじゃね? キムタク…じゃない古代くんは生き残ってもいいと思う。だめ?
 と、ようつべで確認したところ、あんなんだった(笑)。あるぇ? どうも「完結編」とごっちゃになってるのかと思ってそっちも観たが…なんか私の記憶と違う(笑)。なにとごっちゃになってるんだろ。



2010年12月11日(土)
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