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■ エヴァンゲリオン新劇場版「破」
楽しかったー! エヴァの映画見て楽しかったとか今までなかったよね?!(おおい)目茶苦茶「続く!」なんだけど、以前のやつみたいに、横の席の人が怒りの余り椅子を蹴って席を立つ、みたいなことなくて、みんなが楽しそうに帰っていくのがすごく新鮮だった…。
では、以下ネタバレしつつ。
26話かけて丁寧にかつ荒々しく紡いで紡ぎきったTVシリーズの絶望と比べて、新劇場版は「序」も「破」もどこか希望を描いている…というかそもそもちゃんと映画の最後に盛り上がって終わる。なんだか普通の映画みたいじゃないか(笑)。 「序」はあまりにも、あの(少なくとも中盤までは)完成されたTVシリーズの焼き直しとしか感じられなくて、でもあのTVシリーズの密度もテンポもやっぱあれが最高だったわけで、いやそりゃこれはこれで燃えるし結局うちらエヴァならなんでもいいんだけど(ほんものの=庵野秀明のエヴァなら)、正直あーもう今さらエヴァに何かを求めてるわけじゃないけどさあ、と、やっぱり感で観終わったんだけど。
これはただしくエヴァのif…物語だ。異なる選択肢の現れたサウンドノベルのようだ。
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◆3号機に誰を搭乗させますか?
1、シンジ 2、レイ 3、アスカ 4、トウジ 5、それ以外
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ってそれ死亡フラグですからー!!
それでもTVシリーズ開始から15年近くを経て現れた、マルチエンディングの可能性か。ベストエンドが有り得るのか。
まあまたバッドエンドって可能性もあるけどwww この希望が、持ち上げといて落とされるんじゃないかと思えて怖いなあwww
新キャラ! 誰もが楽しみにしていた、真希波・マリ・イラストリアス!!(CV:坂本真綾) そこから映画がスタートするとゆうこのツカミ!!! 序と違って畳み掛けて来る新エピソード!!! 大画面で描かれる疾走する「エヴァンゲリオン」の新作アクション! 私達の大好きなエヴァンゲリオンのアクションシーン!!
これだけでも料金元取れた。5号機のデザインこれはぴっけるくん(篠原重工製)ですねわかります。(違うよ)
てーか爽快やなあマリ。まあ天才的実力のぱっと見ポジティブな美少女、ってアスカも最初はそうだったんですけどね。キャラ被りはあえてか。そんなキャラが二人もこの映画で登場か。眼鏡だけで差をつけるという荒技。いや別に文句はない。今さらそれを被ってると混乱するような客もいないし。あの卑猥なプラグスーツが序盤のみの登場だったのはとても残念。で、結局彼女はなんだったのか。次でわかんのか?
レイが一番変わった。TVシリーズのレイを、もう一度やる気はないらしい。序の「笑えばいいと思うよ」で、ゲンドウにではなく「シンジに」笑いかけたときからそうだったが、いや可愛いけどさ、シンちゃんのために料理するレイ。「私が死んでも代わりはいるもの」を否定されるレイ。
TVシリーズありきで、そのif。公式のマルチエンディング。エンディングを書き換えようとしてるのは、カヲルくんもそうだよね。あああ燃える。っていうかシンジ総受。加持さん×シンジ派悶絶。無論最後の台詞にカヲル×シンジ派も悶絶。レイが「シンジに」笑いかけた悶絶。アスカ焼きもち寂しくて同衾悶絶。
そうかつまり、これはシンちゃんがちゃんと周囲に愛された、そういうif物語か。それがベストエンドへのトリガーか。
…いいやっ、安心はしないぞっ!(15年間培った不信感)
となればやはりこれは世界の前提自体がTVシリーズとは違っているから、「異なる選択をした」世界ではない感じ。一度エンディングを迎えた後に「異なる選択肢が新たに現れた」やっぱりサウンドノベル的なifですよね。
あの当時誰もがちょっとはマシな(救われる)結末はなかったものかと躍起になってグッドエンディングを模索したわけだが、選択肢そのものが登場してなかったのだから仕方がない。ならば今度は。2周目の今回こそは。
…いいやっ、信用はしないぞっ!(15年間培った不信感)
サブタイトルの「YOU CAN (NOT) ADVANCE.」は何を意味しているのかな。そんな内容とは思えないけど。「序」は「YOU ARE (NOT) ALONE.」か。序を1=レイ(君は一人じゃない)、破を2=アスカ(君は前に進めない)と見るのか? なら次作のサブタイトルはシンジか?
15年前に作った作品の遺産で食い続けてる様を生温かく見守る、いや見守ってすらこなかったが、今さらエヴァに燃えるとはなあ…。畜生やられたぜ。こんなやられ方なら大歓迎だぜ。こんなことってあるもんなのね。
でも心のどっかでまた orz となるのも覚悟しとこ(笑)。
2009年07月01日(水)
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