朝食はアメリカンとビュフェと和食があり、母がビュフェは気が進まないというので和食をセレクト。水菜とお揚げの炊いたのは、自分で作ったやつのがおいしかったなと。

昨日は雨混じりの曇天だったのが今日はピーカンの上天気。まずは目黒の庭園美術館にアンドリュー・ウォレスの油彩と旧朝香宮邸のアールデコ装飾を見学に。
ウォレス氏は元船乗りで、70過ぎてから記憶を頼りに自宅に篭ってあらゆる物に船や港や海の風景を描いていったそうで、絵柄は素朴で単純なのにとても力のある絵。木炭で一描きしただけの線が、強い風を孕んで膨らむ帆を支えるロープに見える。
それにしても館のラリックのガラスレリーフやシャンデリア、アンリ･ラパンの室内装飾は美しかった……

次の目的地は上野国立美術館で中国の古代美術展。動物意匠の青銅器や磁器が多くて楽しい。そして数千年も前の作品なのにすごい完成度。
兵馬俑が一体だけ来ていて、ぽつんと立ってる姿がなんか寂しそうであった。

洋食は昨日食べたので、以前Ｍ子さんと行ったガード下の中華料理屋に母を連れて行き３時過ぎの昼食。開き直って青島ビールを頼む。

最後に回ったのは母の希望でロッポンギヒルズ。ええとどの駅で降りたらいいのかな？と思ったが当然六本木で降りればいいわけで、表示を辿って行ったら確かにニュースで散々映っていた建物がソコにあった。

証拠写真

ついでに玄関脇にあった蜘蛛オブジェ。キモチ悪がる人も多そうだ(^^;

ゆっくり店を覗く時間もないのでハイアットのロビーで休憩して、WESTWALKでトイレ行って帰ろうとしたら、婦人用手洗いの個室の棚の上にプチダイヤの指輪を発見。そんなに高価なものではないようだが、ネコババするのも気が引けるので、インフォメに持って行って警備員室へ届けることになった。
しかし洗面台なら分かるけど何故便所の中で指輪を外すのか…都会って不思議。