| 2007年02月20日(火) |
今日は東京&「ヘンダーソン夫人の贈り物」 |
今日明日と母のお供で上京。朝早いので昨日のうちに荷造りをしたのだが、イベント時と違って余りの荷物の少なさに、本当にこれだけでいいのかという迷いが抜けない。パジャマもバスローブも付いてるのは分かっているのに、ついスパッツと長袖Tシャツやら追加してしまう。
まずは昼に吉祥寺で親戚のおばさんと、共通のお友達奥さんと待ち合わせて老舗洋食屋「葡萄屋」でお昼。見事に店内は吉祥寺奥様ばかり。 自分じゃなかなか作れない(近頃は材料が手に入りにくい)タンシチューを頼み、ワイン頼みたかったけど場の空気を読んで我慢。 そのあとお家でお茶ご馳走になって、夕方母は別の友達とも会うとかで一緒に来るかと言われたが、もうお腹は一杯だし同年代同士話したいこともあるだろう…と遠慮して先に渋谷へ戻って予約の宿にチェックイン。 DXツインから更に広めの部屋にグレードアップしてくれたそうで、バスルームとベッドルームのスクリーン全開にして眺望を楽しむ。おおゴージャース♪ 上映時間が迫っていたのでフロントに寄ってカードキーの片方を預けて、BUNKAMURAに向かいつつ途中でスパークリングワインの小瓶とサブウェイのサンドイッチとコーヒーを購入。しかしル・シネマは飲食全面禁止だったので、サンドイッチは夜食になった。
「Mrs.Henderson's Presents」は(邦題はそのまんまのようでちょっと意味違うよな)今のところ関西での上映予定のないイギリス映画。奔放で奇矯な大富豪で貴族の老婦人(ジュディ・デンチ)が大変面白い。警察長官を懐柔するのに、役所?のバックヤードにテントしつらえて給仕を侍らせてハイ・ティーなんぞ出してしまうところが格好いい。ブラボー貴族! レビューの踊り子ちゃんたちは皆べっぴんで可愛かったし、支配人のおっさん(ボブ・ホプキンス)も深みのあるいいキャラクターであった。 音楽も衣装も楽しかったし、DVD出たら買おうかな。
さて映画始まるギリギリの時間に私がホテルの部屋番号と駅からの行き方をなるだけ分かりやすくメールしといたというのに、母は結局ハチ公前の交番でおまわりさんに道を尋ねて、私が部屋に戻って来た五分後にスタッフの案内でドア口まで送られてきた。 私の努力は…と一瞬虚しくなったが、とにかくワインを冷蔵庫で冷やして買ってきたサンドイッチで夜食。そんな急には冷えないのでルームサービスに電話してロックアイスのペールを持ってきてもらう。 安物スパークリングワインはちっと甘すぎたが風呂に浸かって飲むにはちょうどよかった。あっという間にハーフボトル空いてしまったので、これならフルでもいけたかも。次回機会があったらそうしよー。
24階から観る都心の夜は見渡す限りぺかぺかと光っていて、夜景をつまみにもう少しゆっくり飲み直したいところだったが母に部屋が酒臭いと怒られそうなので大人しく寝ることにする。
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