ICUを再訪したらば、父親は既にベッドを起こして座っていた。 しかし体には管が5本(酸素・栄養液・体内排液・尿・点滴?)入っていてさすがにシンドイらしい。 来てくれておおきに、ととても当たり前の事を言われたところでうっかり泣きそーになってしまったが、照れくさいのでガマンした。うーん素直にホロホロ涙でも零していたほうが、おとーさんは嬉しかったろうか…
隣のベットに1歳半ぐらいの、まるまるとした元気そうな赤ちゃんが寝かされていて(でも人工呼吸中…)2/3ほど空いたスペースに縫いぐるみがいっぱい、枕もとにカセットを置いて童謡をずっと流していた。 やばい、『大きな古時計』の3番が流れたら私はパブロフの犬のように泣いてしまう。ココ一番でガマンしたのが何にもならん(というか父に失礼だ)と身構えていたがその曲は流れなかった。 そういえば父の寝ている区画も柱にディズニーの掛け時計、足元に手足のついた置時計(Dr.スランプに出てきたようなの)、うがい用のコップは『おさるのもんきち』。もしかして手がかかるので(うちの父は多弁で注文がうるさい)子供用スペースに入れられたんだろうかしら。
とか言ってるうちに一般病棟に移すことになり、赤ちゃんにも早くよくなってね、とこっそり手をふってICUを出る。
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