かえるの日記&雑談

2002年04月06日(土) ハンニバル

昨日図書館に仏語辞典その他を返しに行って、本棚巡りをしていたら去年のベストセラー本を発見。
『羊たちの沈黙』は持ってるけど、なんとなくこっちの方は読み損ねてたので、借りてみた。
上・下巻とあって上巻は結構ドキドキしつつ、またフィレンツェの描写なども、ああそうだったよなーと(私もサンタマリア・ノヴェラ薬局で石鹸を買ったりした。牛乳石鹸だけど)思いながら読んでいて案の定止まらなくなり、結局下巻まで一気に読んで…オチで激しくガッカリしてしもうた。
筋も前作のサイコ・サスペンスから怪奇お耽美グロ小説になっちゃったかなーという所なのだが、作者がレクター博士に肩入れするあまり、他のレギュラーの人格も扱いもめためたにしてしまっていて、クラリスは当然だがクロフォードの扱いが断然許しがたい。
あまりにむかつくので、ネットで書評を検索してみたら、殆ど皆あのオチはないだろうとか、たまに作者がこー書いちゃったんだから仕方ないでしょうという諦めの意見だった。

多分最後の方はレクター博士の妄想で、本当は半分豚に食べられちゃったところでクラリスがカッコ良く到着して悪者を一掃、博士は半身無くしたまま再び刑務所で、記憶の王宮とやらで夢を見ているっつーことにしよう、と勝手にありがちな脳内補完。

映画のオチは違うそうだから(アメリカ映画でコレやっちゃ許されないよな)フィレンツェロケと豚ちゃんと、映画オチの確認に今度レンタルで観てみよお。


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える夙川