いままでいったい何人の人の携帯に「すみません遅れます」と送信し続けてきたことかもう皆目見当もつきません。
というわけで「イノセンス」を観に行ってきましたのです。
「すみませんお待たせしました」と恒例の遅刻トーク(前夜は確か4時頃に寝て、猫に踏み起こされたのが6時前でそのままずっと起きてたんだけど、出掛ける2時間前にとうとう限界が来たのでちょっとだけと思い仮眠をとったらやっぱりというか2時間キッチリ寝てしまって、でも不幸中の幸いなことに少し余裕を見て時間設定していたのでなんとか15分遅れで済みました、というか、そういえば確かバックさんは「15分以内なら遅刻と思わない」と言っていたのでなんだ、じゃあ良いんじゃん!(良くない)ギリギリ間に合ったんじゃん!?(まにあってない)という旨の)を繰り広げつつ劇場に到着するとすでにかなりの行列。劇場内もほぼ満席。
正直、こんなに客が入るような作品じゃないとばかり思っていたので、 「も、もしかして大塚明夫人気?」と突拍子もないことを一瞬思ったりしましたが、そうか鈴木敏夫効果か。
かくいう私も、 「劇場から出てきた人の頭の上に?マーク」とか「前作見てないとさっぱり難解」とかいろいろ聞き及んではいたものの、今回あえて前知識なし。 といっても今放送されているTVシリーズや公式サイトで最低限の世界観とか設定のみ注入済みという態勢で挑んでみました。 世界の押井が作ったすげぇアニメーションが見れりゃええやん、つうか明夫たんの声が聴けりゃええやんくらいの心持で。
で、結果、ぜんぜんOK牧場。
セリフはいろいろと難解な引用が多くて、確かにそのひとつひとつを咀嚼して消化してゆけばもっと深く楽しめるのかもなーとは思いましたが、あんなん逆に全部理解できるほうがおかしいて。 というか、そこら辺はべつにわかんなくてもええやん、と。 乱暴な言い方をすればそんなトコは別にどうでも良い。ともいえるのではないかと。 でもわかんないと楽しくないという人には無理なんかなー。 そもそもいきなり「擬体」とか「ゴースト」とか言われて「???」な人は本来観にこない類の作品なんじゃないかなー 鈴木敏夫すげえなー 途中で前の席の熟年夫婦が?マークいっぱい出しながら帰って行ったよ。 まあ、分かんねえよ解らせろ!という人には、パンフレットの最初に親切丁寧な押井解説が載っているのでそれを読めば安心してごらんいただけるのではないでしょうか。
ところで、実は私、序盤であるひとつの押井メッセージを受け取りました。 確かに受け取ったのれす。 「無責任にペットを飼ったり捨てたりするな」 ですよね?監督?うむ、間違いない。
あとはもうそれこそすげぇアニメーションと、豪華ウットリ声優陣の美声を堪能できたらそれで良しですよ。 なんつってもメインのふたりが大塚明夫と山寺宏一ですからにゃー。はにゃー。 あるシーンではそれに榊原良子(ずっと「りょうこ」かとおもてたら「よしこ」)が加わり、 これぞまさに愉悦至極。
しかし、暫くすると幻想的な映像との相乗効果もあってか寝不足の脳がボンヤリしてきて大ピンチ。 眠りたくないのに!一瞬でもスクリーンから目を離したくないのに! 折りしもシーンはキムのトラップでトグサがわやくちゃになっているところであり、シンクロしてちょっとしたトリップ気分が味わえたり。 とはいえ、もっとちゃんと観たかったよー。 たふん映像的に一番見せ場んとこで気失ってたわし・・・ むう、リベンジするしか!?
そして鑑賞後、鳥肉を貪り食いつつバックさんが一言。 「カラオケいきますか?」
こ、この人、もしかして私以上・・・!? その目はもはや有無を言わせない光を放っており、いやでもだってそんなちょっと待ってくださいよ今日は私ネタも仕込んでないしそれにパセラビルに入りながらもあえてマイクは握らない方向で自分を追い詰めその飢餓感をもって次回9耐に備えようってよく解らない自分ルール設定して自らのМ気質にちょっとハァハァしてみたりしてとりあえず今日はしないっておもってたのにそんな突然言われて、も、
「もちろん行きましょう」
結局行くんですがね。行きますとも。むしろ願ったり適ったりですよ。 ゆうたら先に言われてなんかちくしょう!くらいのモンですよ! そのかわり、本日は2時間という時間設定を掲げてみました。 こ、これってワシらにとっちゃヘタに歌わないよりアレじゃぜ?(すでに常人には理解しがたい領域) 2時間てなに?オラより強えのか? 2時間で我慢。逆の意味で2耐。 限られた時間内でどれだけいいネタを出せるかといういつもと違う緊張感も生まれ、なかなか有意義な2時間ではありましたが、所詮2時間は2時間。 2時間後、血反吐を吐く思いで退室。(ちなみにロンリーチャップリンの途中で) ある意味間違った達成感を感じつつ、いつのまにか次週の「たて肝ナイト」後の9耐強行を決定しまた来週ー
それにしても私は本当に良い好敵手(とも)を持ったものだ。
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