野生の森
高瀬志穂



 忘れな草。24 にょ

 そんなキラをふわりとアスランは包みこんだ。

「愛想つかすわけなんかないだろ。俺はキラが好きなんだから。俺からキラを嫌いになることなんてないよ。」
「けど・・・アスランは男の子だし。その・・・上着を脱がなくていいなら・・・。」

 きゅっとキラは自分の胸元のパジャマを強く掴んだ。それほどにその傷はキラの心を痛めつけているのであろう。

「そんなことしないよ。俺はキラの傷のことなんて気にしない。けどキラが気にするならみないよ。キラがその傷を俺に見せてもいいと思ったらそしたらキラをもらうから。」
「アス・・・。」

 見上げてきたキラに音をたてて唇にキスをする。軽く、触れるだけの戯れの様なキスを。

「それまでこれだけでも十分だよ。」
「ごめん、ね。」

 キラは悲しそうな目をして、それでも微笑んだ。多分アスランに申し訳なくて仕方ないのだろう。アスランに迷惑をかけているのはキラ自身が一番知っている。けれどアスランの優しさが嬉しいのであろう。

「その日を楽しみに待ってるよ。」


 そう言って終った。それ以来何もしていない。会ってキスをするだけ。抱き締めるだけ。それでもいいと思った。そのぬくもりを感じられれば。その笑顔が見れれば。

「どうかしたの?眠い?」

 ふと色々考え事をしてしまいぼーっとしていると、くすくすと笑いながらキラがアスランに話しかけた。

「いやそうじゃないよ。けどホントに抱き心地よくて寝られそうだよ。」

 キラの身体はやわらかくて腕にちょうど収まる大きさである。まるでアスランの身体に合わせて作られた抱き枕のように。

「昨日夜遊んだしね。」
「少し寝るか?」
「ううん、僕は起きてる。少しでもアスランと一緒にいたいから。」

 キラにしてみれば寝るという行為は嫌いなのだ。次に目が覚める保証もないし、その間は何も出来ないから。ずっと一緒に寝ているとしても、その時はアスランを感じる事が出来ないから。

「じゃあ俺も起きてるよ。キラと話がしたい。」
「アスラン無理してない?アスランは怪我人の訳だし・・・。」
「大した外傷もないわけだし。転んだ子供と同じようなものだよ。」

 確かに大した怪我ではない。どこかの誰かのお陰で。

「だったらいいんだけど・・・アスラン事故以来何か変わったっていうか・・・。何か悩みとかない?」
「え?」

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 お久しぶりの更新ですいません〜〜。もうちょっと先まで話は出来てるのですがその先がなかなか〜〜〜〜〜修正してる暇もなかったし。

ようやく心の余裕ができてきたので更新です。もっとまめに!!前のように〜〜。

ハタから見ればどう考えてもバカップルですよねぇ。ハタから見なくても馬鹿まっしぐら。
けどこれ以上にどうラブくすればいいのかわからな・・・!!大変です、すごく。お互いがすごいお互いに気をつかっているわけですよ、この二人。
キラは病気で、アスランは数日しか命が残ってなくて。
それを歯がゆく書いてあげられないのはあたしの力量の無さといったところでしょうか。



2004年11月19日(金)
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