野生の森
高瀬志穂



 君と僕との約束。

「アスランのっアスランの…馬鹿ぁっ」
「はいはい、分かったから」
「分かってないよぅ」
 涙目でキラはアスランを睨みつける。さらには頬を赤くして、アスランとしてみれば襲ってくださいと言われているようだった。
「ふらふらする〜〜」
「それはキラが…」
「…何?」
「…イヤ、何でもない」
 アスランは回りに散乱したものを見て頭を痛くした。ジュースの缶に混じって落ちているのはチューハイとワイン。それも数本。今日は久しぶりに二人でゆっくりするはずだったのだが、いきなりアスランに用事が入りそれが出来なくなったのだった。ずっと前から楽しみにしていたこの日。
 アスランが悪いわけではないというのは分かっていながらもキラの中の怒りは収まらず自分で買ってきたお酒を飲んでしまったのだ。
「今日はもう寝よう、な?」
「…ヤダ」
「キラ、いい加減に…」
「ヤダヤダヤダっ、アスランのバカー!」
 どうやら相当酔っているらしくキラはポカポカとアスランを叩いた。はいはい、とアスランはキラをなだめるように抱き締めて背中を摩るのだったが余り効果はないようだった。
「嫌いだぁアスランなんて…」
 どうやら眠気がやってきたらしくキラの声は小さくなっていく。
「じゃあ今日は別々で寝るか?」
「やだぁ…っ」
 と、今度は泣き出してしまった。
 キラは寂しかったのだ。ここ最近一緒にいることが出来なくて。ようやく出来ると思ったら約束を破られて。
「ごめんね、キラ。もうこんな風に急な連絡はよこさないように言ったから」
 肩に置かれたキラの頭を、優しく撫でながらアスランは言った。
「…ホント?」
 キラはその顔を少しだけ上げアスランを見た。
「あぁ。だから今日はもう寝ような」
「…アスランも一緒?」
 捨てられた猫のようにすがるような目でアスランを見つめると、その目尻にキスをされた
「当たり前だろ。俺はキラを抱き締めないと熟睡出来ないんだから」
 アスランがそう言ってキラを抱き上げるとすぐにすやすやと寝息が聞こえてきた。
「ごめんな、寂しい思いをさせて」
 そうして薄く開かれた唇にそれを重ねる。そしてキラをベッドに下ろした。頬を赤く染め身体をほてらせたキラはあまりにも魅力的だったのだがこれ以上キラに負担をかけるわけにはいかない。仕方なくアスランはそのままキラを抱き締め眠りについた

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人様への送りつけ品。
こんな意味の分からないものを送りつけるんじゃありませんよ、高瀬さん。
携帯にこういうヘタレ文欲しい方いますか?
いれば送っちゃいますよ〜〜。
いきなり昼間とかに小説を送りつけ、なんて。
誰よりも早くあなたへvvみたいな感じで。


2004年01月29日(木)
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