世を忍ぶ仮の日記
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2007年10月22日(月) ホビッツ!

芸術の秋咲き誇れ、弦楽合奏団の演奏会へ行ってきた。
大きな拍手と共に現れし人々を見て、思わず息を呑む。
「オノナツメ世界のJENTI!」
いくら男ばかり11人だからって、目がすっかり漫画目になってしまっているのを否定すべく、真っ直ぐもう一度前を見たら、どう見ても第二バイオリン三人組がホビットにしか見えない。可愛すぎるホビット姿に打ち震えて涙出そうになる程笑いが込み上げてきていたら、
ホビットのバイオリンが壊れた。
バイオリンの弦を支える部分がパタンと倒れたらしい。
途方に呉れるホビットの長老。どうしたらいいのか分からないのかオロオロと左右を見るばかりです。
見かねた横のホビットが慌ててA弦とE弦を解いて立て直す。
なんとか調弦を、やり直す(この状態は涙が出そうなハプニングです…)。
ようやくにっこり演奏開始。
ホビット、何が犯罪的に可愛いって、小さすぎて椅子に足がついてないホビット長老様とギリギリ届くホビット。横のビオラ人達が大きいからより一層ホビット化。
もういい加減ホビットから抜け出してどうにか他に目を向けたい(耳を向けろ?)と第一バイオリン群三人を見ると、
アラゴルンおったー!
レゴレゴのいない指輪物語状態。
アラゴルンっていうか、トップサイドにいる彼は、肩まで伸ばしたブルネットの髪の毛に髭、目だけ落ちくぼんだ陰鬱そうな顔に服装はモーニングという、萌え要素全部詰めればそれで落ちるってもんじゃないんだからッ! と叫びたくなるくらいの出来具合であった。パルフェットー!(落ちてる)
第一バイオリン、2番目が三番目に向かってアイコンタクトする時がエロいのな。3番目の彼は、もじゃもじゃ頭でトリル弾く時とか頭ガンガンゆらしまくって、頭ゆらしてもトリルにはなりませんと注意したくなるくらいに自由に弾いている(よく聴くと上手い)陽気な感じで、色んなところ見てるし、何かあるとトップサイドの彼にアプローチかけてるし楽譜同じだからだって分かっちゃいるけどお前らできてればいい的ないい香りかもしかもしかもしてたんだが、トップサイドあだ名アラゴルンがツンツンしているから、
ちょっと振り向いた時とかギャー! 目から汁出る目から汁、という騒ぎに発展。
ツンアラゴがコンマス向いたらすかさず3番目がツンアラゴを見るから仕方なく3番目を見るんだけど、その時にうっかり微笑んでしまったツンアラゴは、これからはツンデレアラゴです。
とかまあそんな事を見ながらモーツァルト終了……。
横にいる母に「ホビッツ! ロードオブザリング!」て囁いたら噴いた。
レスピーギがエロスエロスで、2と3の関係にぴったりだわあはーんうっふーんと思っていたらあっという間に終わった。えーん。もっと! もっと堪能させておくれよ!
しかし、その後、ツンデレが立ち上がった。
次は、ツンデレがソロで、パガニーニだ。
パガニーニ。
バイオリンソロだけがアホみたいに難しく、そういえば学校でパガニーニ本人が弾いてる時も足がフラミンゴみたいになってたんだっけなーと思って聴いてた。
なんていうか、こう、無駄に、難しいよね、無駄に。報われないっていうか辛いよね。
そしてコンマスはちゃんと合わせてんのに、残りの面子全員超やる気ねー感じで合わせてんのなーひでーお前らもうちょっとソロの苦労を思いやれー。3番目なんて自分の隣にいないからなのかなんなのか顔がものっそい不機嫌です。
私が、パガニーニにおえーってなりかけて終わったら、母が
「やっぱりパガニーニはいいわよね!」
て言っていて、現場の需要と供給の難しさに頭を抱える。
そりゃ難曲って逆に誰でもやってるだろうから聴きたきゃ誰でも弾いてはくれるだろうけど、たくさん聴きたいか? 私は遠慮すっぞ。
しかもツンアラゴは、自分の苦悩を吐き出すように演奏する系だ。
そんなところに母は萌えってなったらしく、やや恋する乙女状態。
分かりやすいな……(結局萌え詰め込めば腐女子は落ちる)。


休憩中に、「次は四季だっけ。にっしんめんしょくにーん」て言っててあれ違うっけ? にっしんめんしょくにーんってディヴェルティメントか何かだっけまざってるわにっしんめんしょくにーん、三回くらい呟いて休憩あけていきなりにっしんめんしょくにーんとはじまった途端、
母と私も吹き出したが、前の席の人達も揺れた。
しゃべっている声は、前の人達にも聞こえるようです。以後注意します。

今度は(ちなみに私は四季が苦手だ)すごく好みの音色とテクニックを持ち合わせながらまったくフェロモンを感じさせてくれないコンマスに欲求不満を感じ、まるで聖職者のようだ化けの皮をはがしてやりたいこの人がメロメロになっている姿をみてみたいもっとー! と色んな妄想をしてました。彼はきっと報われない恋を一生抱えて生きているんだそうに違いないそれならばいい(まあ違うだろうしどうせ普通の妻がいるんだろうなもう←全部妄想)そしてそれをホビッツのみが知っているんだ可愛いなあホビッツ、歴史は全てホビッツが教えてくれるずぇ、とか、2と3の関係について改めてまるでサコミツのようである、あれ違う、左近よりもちょっとわんこ度が高いかもしれんーんーとか、ろくでもない事ばっかり考えてました。

全部終わって、位置と椅子で気がつかなかったけれどもコントラバスが一番ちっこくて大層萌えた。
えっちら頑張ってでかい楽器運ぶちっこいのっていい。


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