世を忍ぶ仮の日記
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2007年06月03日(日) たらし

女ドンファンに会ってきました。
「なんかおもろいネタないかなーあるよな、あの子」
ていうのが動機です。嘘です。
最近テレビで甘い顔の子見てたら、なんだか甘い顔の女の子をナマで見たくなった訳です。
待ち合わせが飯田橋だったので神楽坂をフラフラ歩いていたら、日曜日なので人は多いは目的の店は軒並み日曜日休みだわで驚きました。そういえば私、住んでた頃は土日は買い物に出歩かなかった。
仕方ない、テキトーに買い物を済ませて、余りの混みっぷりにテキトーな喫茶店に入る。
久しぶりに会ったので最初の方は無難な会話をしています。
「昨日は結婚式に行ったの」
「いいなあ、どうだった?」
「いい結婚式だったよ〜。そろそろけいちゃんも結婚する頃なんじゃないの?」
「そうなのよねえ、丁度今が山場って感じ」
けいちゃん(もういいよこの名前でいいよね…)は結婚願望もあるし彼氏もいるしという感じに嘆息。
けいちゃんはこれぞお嬢様って感じの子で、お育ちもお嬢様だし、何より口調がお嬢様です。

好きです。

でもお嬢様は奔放な人が多いしかも無自覚な。

大好きです。
「そういえば今が山場って言ってたけど、どうなの結婚すんの?」
「彼はね、六月までに結婚するかどうか決めてくれないと別れるって言うの。私は彼と別れるなんて耐えられない! て思うんだけど、でも結婚となるとちょっと考えちゃう。だってね、彼ったらおぼっちゃん育ちだから、どこかじいやがやってくれるって思ってる節があるのよ!」
「じいや!!!」
ごめんここ笑うとこでいいよね。
「いいじゃんいっそ執事雇いなよ……(忍び笑い←執事見たい)ていうかけいちゃんの可哀想なところは、顔立ちが如何にも甘えさせてくれそうでやってくれそう、いいわよ私がやるからっていう風に見えるところだよね」
「そうなのよね」
否定しない。中身は全然違ってる、もうむしろ無双の慶次くらいの侠気に満ちた人だけどね。
「でね、彼とは別にもう一人付き合っている人がいるんだけどね」
「うんうん」
ここで動揺したら相手話さなくなっちゃうから。
「なんだかちょっとダメな感じで私が居なきゃ本当にダメになっちゃいそうな感じの、しっかりしなさいよって言いたくなるタイプの人なんだけど、その人とは本当に気が合うの」
「ああ、ヘタレなんだ。ヘタレ好きそう」
「へたれってなあに?」
おおおおいおいおいおいヘタレ通じない人はじめてだよ。
「でも私は今結婚を迫られている彼がいなくなっちゃうと死にたくなるくらいに寂しいのね。でもどうしても彼と一緒にいるとどうしようもなく腹が立って」
どっちだ。
「多分彼は私に家庭に入ってもらいたいんだろうと思うけど、家庭の中でじっとしておくなんて耐えられないわ」
そりゃまあ浮気のひとつも軽く出来ない環境だもんね、家庭という籠。浮気、しにくい…程度…?
分からんわ!(笑)
「理想は、私も働きつつ、彼も働きつつ、でも何かあったらけいちゃんはピアノだけ弾いてればいいんだよって言ってくれる人なの」
理想高い。
「で、結婚って言ってる彼は、それはクリアしてるんだけど、うーん」
私より高い理想を軽々とクリアする彼を持てる彼女は矢張り素晴らしい。
あーでも私の理想ってりゅうと結婚するよって言ったらうんって離婚してくれるオタク活動全般を全て許してくれる見て見ない振りをしてくれる寛大な人で遺伝子がそこそこっていう、ダメじゃん。いや、お嬢様の前でそのような穢れた理想は口にしませんが。
結局結論は出ないまま、金魚が飼いたいので金魚鉢が欲しいという彼女の希望を叶える為に金魚鉢を探して歩きました。
金魚を飼いたいと父に言ったらいきなり「自分の面倒も見られないのに金魚を飼うのか!」と言われた、と彼女は大層激怒していたのですが、水槽に空気を入れるのって必要なの? あれ鬱陶しいんだけど無いとダメなのかしら無くても平気な金魚って無いのかしらあらこれ金魚鉢じゃなくて花瓶にも使えるんじゃないの、なんて言っている気分屋さんです。
別れる時に、二人して駅まで送るよ駅まで送るよって飯田橋駅でグルグルする。
私は彼女に隠れて反対方向で待ち合わせをしている、彼女はどうやらそのまま自宅に帰らないっぽい、お互いそれを隠して飯田橋という、有り難い程に地下鉄とJRが走っている場所でグルグルと「いいよ送るよ」「大丈夫だよホントここまでで大丈夫だから私が送るってば」とか言っている。
人たらし対決、何も無い振りをした最終的に私が勝った訳です。勝ったんかなあ…。全体的には負けてるけどな、男たらしてないから。
あー楽しかった。また会いたいなー。次は結婚してっかなー!


そして知らぬ存ぜぬを突き通して飯田橋を再度散策し(ていうか本屋な…)新宿待ち合わせで、箱根まで行ってきたCちゃんとYちゃんと会う。
「あのねー戦国の例のなんかアトラクションぽい居酒屋行きたいのー(日本語もダメなのか)」
私のアバウトなリクエストに二人が携帯電話で調べてくれる。
え? 私? 私はそのまま突っ立ってました……。
お腹空いたねーっつって居酒屋入って御飯もりもり食べました。
あの店、ぶっちゃけドリンク代が高すぎる(真顔)。
でもネタ的に楽しいから悔しい。目の端にとまっただけでつい「あ、ねねの肉じゃが食べたい」と言ってしまウォオオオオ!! そしてねね名語録をブツブツ呟きながら肉じゃがを食う。むしろ無言でムッスリ肉じゃが食べた方がよかったのか。左近、俺は間違っていたか。
酒、高いとか文句言ってますけど、景虎→雑賀の梅酒→景虎に戻るぐびぐびみたいな欲望に忠実な飲み方しかしてません。両方うまいんだもん。
最近猛将伝とか無印の戦国をやりはじめた二人に「だって無印とか猛将伝って超慶孫じゃん!」て怒られました。
いや……ホント……2をやるまで私萌え無しで無双やってたんですって……三成が全部を瓦解させたっていうか左近? 左近が出てきた時にコエ様に落とされたんですって…だって孫一凶悪なまでにやりにくいし!(怒)
火攻めの御飯やらお鍋の火やら、矢鱈と火が消えました。えええ縁起でも無い。
たれか火を持てい! 火を切らしてはならぬぅー!

帰りがけにフワフワの信玄公の兜に触って、エレベーターのドアが閉まった瞬間、レジの人が
「御出陣ー!」
と叫んでくれました。
ちょっと遅い。気の利かぬ奴よのう!


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