世を忍ぶ仮の日記
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春ですね。 春の味覚。 蛤を買って飼いました。 起きて「やあハマグリちゃん今日も元気だねー。ウフー」て話しかけたり。話し相手はハマグリです(同居人ピロとは会話無し)。 辛いからの逃避じゃないでしゅよー、ハマグリちゃん、全部食べちゃいました。 美味。ハマグリちゃん有り難うー!
ハマグリの話題で逃げようとしています、ハア今日は久しぶりのレッスンで御座いました。 昨日までダルかったのその所為じゃないのか。 目が覚めたら「頭痛い、体ダルい、挙げ句の果てに手首が痛い!」と呻きつつ蠢きはじめるレッスンの日の昼(朝から起きると疲れるもん)。何故痛かったのだろう手首。 ウフフアハハ気が付いたら遅刻してるのー何故かなー途中道中でヘバってゼリー飲料買って飲みながら歩いたら胃が痛くなったからかなー。 レッスンはちっともストレスじゃないのにどうしてこんなに体が拒否るのかなー。 マジやめれ鬱陶しい自分! とキレつつ到着して、緊張して弾いた。 久しぶりに自分のじゃないピアノに触ったら、ペダルが重たくて「こりゃ明日はふくらはぎ痛でしょうかね」と思ったもんよ。 そしてブラームスを弾き終えた時 「芸術家たるもの、演奏は常に最上の状態に保たれてないといけないんだ。今日はたまたまよく弾けた、とかあの時は良かったのに、というのは通用しないんだ。辛いけどね」 ねー先生最近バレエ漫画の『昴』読まなかった? ロシア人乗りうつってない? という言葉を飲み込んで頭を垂れる。 その通りだし。 どんなに体調が悪かろうと舞台に上がれば最上の演技、もとい演奏をする。それが舞台人だ。(誰か憑依したのか?) ブラームスは十八番ではないというか、苦手分野を克服しよう期間の曲なので体に入りにくいので、ともすると直ぐに曲が逃げていく。 ヘミオラ? とかレッスン中にしか通じない単語連発のレッスンの後、 「エヘー今日はリストのソナタ持ってきたんですー、こっちメインー」 先生に拷問(30分間下手くそな演奏を聴かせ続ける)を強いる生徒。 ここ数ヶ月熱にうかされ、レッスン前に音の確認作業を行おうにも再び微熱が出てしまって何がなんだか分からない状態で弾いているのに、リストはすんなり体にフィットしてくれる。 これでテクニックがあったらリスト弾きになれるのに(ハイ、テクニックが無いのにリスト弾きは名乗れません、ブヒー)。 長丁場、家で通しで弾くことは無かったので(ヲイ)10分くらい経ったところで、 「あれ? この曲にこんなメロディあったっけ?」 という初歩的過ぎる疑問が浮かんでしまい、思わず楽譜兼先生を見る。 「こら! ボクと対話してないでリストと対話しなさい」 でも先生は優しいから楽譜持ってきてくれたの。(うちの先生は原則として楽譜取り上げ派です、でも何度もしがみついて楽譜を手放さなかったが)。 リストと会話すると手が勝手に戯れをはじめて思いもよらない音を出したり知らないことをするので、段々おかしくなってニヤニヤ笑いをしながらフフとか笑いを漏らしながら、時々入りすぎてグオオオオォ! となりながらアヤシイ30分終了。 「いやあ、よく最後まで行ったね! でもこれで人前で弾けるとは思わないように」 ええ、百も千も万も承知のすけ。こんな拷問、先生以外には(酷い生徒だな……)。かくいう先生だって「えー先生も一緒にリストのソナタ弾きましょうよう」って魔の誘いをしているのに抵抗して弾いてくれないの。ちぇっ。 「ヤダヤダー! こんな長いししんどいもん! もう無理!」 プー。 「ブラームスを掘り下げてもっと音楽的に徹底的に弾きこんでおくように」 ハーイ。 「で、出る? クラスリレーコンサート」 「ああ、そろそろ人前で弾かないと、逆に一生人前に出られなくなってしまうので、ぼちぼち弾きたいんですが、いいんですか?」 「いいんですかって、そっちの体調」 「……た、多分。調整つけます」 「入るところっていったら、あとは……ボクの前だけど」 「ヤダヤダ絶対ヤダ!」 「みんなそう言うんだヨー」 当たり前だのクラッカー(古い)。めちゃ上手い人の前に喜んで下手演奏したい人間なんて居るかー!(逆ギレ) 結局年功序列で先生の前に弾かせていただくことになりました。 「ハー、年取るってイヤですねえ…」 「そんな、ボクの前で言わないでヨー」 「先生は大家だから良いんですッ!」 偉いんだから、上手いんだから、変に謙虚にならないでよう。ヘタレ生徒が辛いの。 前の人達も卒死、もとい卒試終わったばっかりのバリバリさんだし。 「弾きたいなー」 程度のノリで引き受けてたら、 「チケット3000円、さばいて」 リストのソナタを弾き終えて意識が朦朧としていたとしか考えられません。 「ハア、有楽町あたりならツテあるんで、売ろうと思えば散々売りさばけますが、何人収容ですか? 営業してきますよ? 銀座で。偉い人たっくさん呼んであげましょうか?」 「いやあ、偉い人とかうるさい人はイヤ」 我が儘ですなあ。私もネチネチ言われる音楽マニアは辛いですが(私は下手だから当たり前じゃいな)。
放心して喫茶店でコーヒー飲みながら、事の重大さに改めて気が付く。 か、金を取って人に私の音楽を聴いてもらう、というのは、演奏家としてきちんとした演奏をしなければならないという、とても基本的かつ重大な任務に。 お金を頂いて聴きに来て頂くということは、すなわちお金分の演奏をして満足をして頂かないと聴衆に対して無礼、それ以上に重罪になってしまう訳です。
熱上がりそうだからあんま考えないでいこーっと(←それですか、結論は)。
折しも丁度バイトでじいやんが「コンサートあったら絶対呼んでね」と言っていたので……じいやん来るかなー。ちょうどじいやん展示中だもんなー。 もー、何がどうでもいいや。 とりあえず練習してちゃんと演奏できるように頑張るだけだ。
なるべく逃げないように>自分
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