世を忍ぶ仮の日記
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2003年12月31日(水) バァスディ

大晦日は私の誕生日です。
医者が元旦働くの厭だったから陣痛促進剤を使ったという説が有力。
除夜の鐘開始と共に産まれてきました。
煩悩と共に産まれてきた、煩悩の権現。


友人とケーキ屋で落ち合う約束をしていたら、背後からスクーターのクラクションで振り返ると友人は背後から私に気がついて呼び止めた様子です。
何故気がついたのだろう。
ケーキ屋で自分のケーキを買う。
怖ろしく虚しい行為であることを体感した。
「お名前はお入れしますか?」
「……いいです(←恥ずかしくて言えない)」
「ロウソクは大きいのと小さいのがありますが、何本お入れ致しましょうか?」
「………………」
人の誕生日ケーキを買う時にロウソクの数を言うのはなんだか嬉しいのに、自分の年を言うのだと思うとどうしてここまで自白を強要されている気分になるのであろうか。
もの凄い苦痛であった。
ケーキを食べたらしょっぱいものが食べたいねー、と移動をして、ファミレスでポテトやししゃもやバターコーン、チゲ鍋を酒無しで食べる。
塩気万歳!
友人から、誕生日プレゼントで一旦木綿(妖怪)の携帯ストラップにもなるおまもり(?)を貰いました。一旦木綿大好き。
ピロが後で「おねーちゃんの好み分かっとるねえ流石」と言いましたが、好みが似てるからだー!
ケーキ屋とファミレスでそれぞれ、さらこさん妹にメールを打って呼び出そうとしてみましたが、
「家にいないのでごめんなさい」
と返信が返ってきた。
「んじゃどこにいるのか秘密主義ー!」
と友人に突っ込まれていました。
な、慣れたけどね……。
あてどなく散歩をはじめる。
山を登りだし、あてどなく登りすぎて見晴らしが良くなってきたら、日が沈みかけたので、冬はあてのない旅は長くできない、と目印(出身中学)をめがけて歩く。
学校が見えたところで満足をして、下山。
脇道があると気になるので、茨道ばかり歩いて、何故か通学路へ辿り着いた。
その頃にはテンション上がりすぎて楽しくなっている。
「しかし大晦日に何やってるんだろー」
「しかも誕生日なのに何やってるんだろー」
「でも楽しいやーあははははは」
「何も無いところで遊べる私達は遊びの達人だね!」
その後ホームセンターで何も買わずに帰宅した。
とりあえずケーキだけはピロと食べて、祝った振りをしたけど、プレゼントは……?



はじめて友達と楽しく過ごした誕生日だったような気がする。
いつも鬱屈していたなあ……。
そしてそろそろストレスが溜まり、不眠ぶり返し。

予定ではKOKIAの「HAPPY BIRTHDAY TO ME」でも聞きながら過ごすつもりが、不眠で、気がついたら除夜の鐘がなっていた。


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