世を忍ぶ仮の日記
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2003年11月26日(水) 不機嫌

不機嫌。
今日の私にはこの言葉が一番よく当てはまると思われる。
夢で目が覚めた午前1時半、寝汗の酷さに慌てて着替える。
しばし呆然とした後、もぞもぞ動き出して、朝方眠れないようともがきつつ、1時間眠る。
肩がとても冷えて目が覚めた。


ブチ切れそうな神経。
この原因は分かっている。
声楽のレッスンの所為だ。
「あれ? 歌好きじゃなかったっけ?」
ええ歌を歌うのは大好きですとも。タバコで喉やられてるっぽくても加湿器は欠かしません。
めんどくせぇなあ、この体と心と付き合っていくの。
何にブチ切れてるって、課題曲ですよ、ハンッ。フランス語とイタリア語とドイツ語のチャンポンの脳みそ、昨日眠りにつく前に一度イタリア語(アリア)を諦めたものの、目覚めてしまったので仕方なく小声で練習してみたりするけど、
「私は内気で恥ずかしがり屋の乙女です」て自分で歌うなんて鼻毛が痒いわ。
某チャットルームの愛玩乙女誘い○けの×藤さんなら別にナチュラルに歌い上げって感じだろうけど、汚れたこの身にゃ恥もへったくれもねえな。
兎も角、歌曲の「Ich liebe dich」はいいとしてサティの「Je te veux」が鬱陶しくなってきてキレ タ。もう、神経焼き切れた。フランス語の癖、やっと抜いたと思ったらもう読めなくなってたから仕方なく辞書でダラダラ朝方引いてたら、やっぱどーでもいい単語ばっかしだったんだもの。「いとしい」とか「わたしだけの」とかそんなん。
朝、化粧しながら「フランス人とドイツ人は愛が違う。永遠に分かり合えないに違いない。愛戦争勃発しないのかな」と愛に関して変な妄想を繰り広げながらブチ切れたまま家を飛び出した。



合わせに向かったはいいけれどやっぱりあいかわらず昼メロを見て喝采を浴びせてゲラゲラ笑う。
後輩も後輩で、到着するなり今回は
「カッカー、マイケル・ジャクソンの家に地下室があったっていうニュースが朝流れて気になって〜」
と二人でテレビつけっぱなしで練習するあたりが、やる気無い事この上ない。
「彼氏居ないからってこの嫌みはなくない?」
「うわっ! 確かに。先生酷い……」
人から同情してもらったよ、「私はあなたを愛している」と「あなたが欲しい」ペア。



実際学校に行ってみたら、全然前のレッスンが終わってくれなくて、廊下で待たされること30分近く。このような事は声楽のレッスンにおいては滅多に無く、声楽の伴奏後にすぐ自分のレッスンを入れていた後輩は、レッスンに間に合わない! と滅茶苦茶動揺する。私も同様に動揺。
二人で完全にテンパっていたら、通りすがりにもう一人の後輩が!
すみやかに拉致。
伴奏を急ぎ取り替える。笑顔で拉致られる後輩。ごめん! ケーキ奢ったから許してくれ。
しかも今日本番だって、終わってから知ったよ、おねいさん……。
発声練習をしている間に楽譜の交換をしてもらい、事情を説明して5分だけ時間をもらってギャースギャース騒ぎながら合わせをしている途中でレッスンが開始。
……先生、自分が何の課題出したか、また忘れてるし……(怒りで震えが)……。
ドイツ語とフランス語をやった当たりで時間が来たので、イタリア語は次回っていうことになりました。
目眩がした。
精神的疲労の方が酷いと思う。
よもや歌曲のくどさをドッキングで味わうことになるとは。
「(Je te veuxを)どこかパーティで歌って」
「は? パーティ? はあ歌いますとも(←確実に自棄)」
「踊って」
「はあ? 踊りましょうとも」
自棄起こしすぎに気を付けましょう。



帰りがけに、ポイントカードのどれかで、人差し指のタイピングやピアノを弾く部分を深く切った。
……あたしになんか文句あるの? ああ、あるさ。
怒りの余り、帰宅後速攻ふて寝した。


というわけで今日の日記、人差し指抜きで書いておりますので、いつもに増して誤字脱字が増えやすいと思われます。
怒りで神経焼き切れそう。


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