ヤグネットの毎日
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2002年07月05日(金) 函館市議会の議会活性化に向けた取り組み

視察三日目。この日は、函館市議会の議会活性化にむけた取り組み状況について調査。函館市は、いわずとしれた世界三大夜景に数えられるとおり、国際観光都市である。しかしながら、ご多聞にもれず、不況と少子化の波がおしよせ、人口減に悩まされているという。青年会議所が中心になって、巨大ツリーを飾るクリスマスファンタジーなど工夫をくらしたイベントをうつことで、観光振興にも力を入れたり、大学を誘致するなど様々な取り組みをすすめている。

 函館市議会で特色ある議会活性化の取り組みとは、発言制度の試行である。
 ひとことでいうと、代表・個人、一般質問および質疑の発言時間は、質問時間と答弁時間をあわせた往復時間制にする、というものだ。
 それまでの函館市議会では、深夜に及ぶ議会がたびたびあり、市民からも「わかりづらい」との声があがっていた、という。質問を聞きたい議員さんが、何日の何時からがわからず、傍聴しても待ちぼうけにあうこともあった。これらの経過をふまえ、「市民にわかりやすい議会」をめざすなかで、導入されたのが発言時間を質疑の往復で、具体的に定めるという取り組みだった。
 具体的には、議員のもち時間は、1人60分以内としつつ、その上限を100分以内とすることである。これに、会派の人数に応じて質問時間の長短が定められる。この結果、12年度と13年度を比較すると、議会傍聴者の数は、1、5倍にアップした、といことだ。

 議会事務局のはなしで印象的だったのは、函館市議会の場合は、議会活性化にむけて発言制度を具体的に定めることがカギであったが、それは全国の自治体や議会がおかれた状況によってまちまちのはず。議会ごとに十分な話し合いと討議で、活性化の方策を探るのがいちばんよいのでは、という主旨のはなし。
 そのために、僕たちは全国の議会を調査に歩いてまわっているわけだが…。

 さて、城陽の市議会では、議会の活性化をどうすすめるのか。僕たちに課せられた課題もまた大きなものがある。
 夜、京都に戻る。気温は28度を超し、湿度も高い。汗がじわ−ッとふきだしてきた。


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